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一般人は「本音で生きるな!」~「将来どうなりたいですか?」という質問は超愚問~

面談とかで「将来どうなりたいですか?」と応えて「独立したい」とか言ったら、ブチ切れるますかね・・

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はいどうも、就活生&無職の笹史(@sasashi1992)です。

皆さん、「10年後どうなりたいですか?」という質問を就職活動の面接や会社での面談で言われたことが有りますでしょうか?

この質問は私も幾度どなくされたことがあるのですが、正直回答に困ります。「10年後どうなりたいですか?」なんて考えて生きているほど頭はおめでたくありませんから。まあ、私だけでなく多くの人は10年後よりも「今月のノルマをどうしよう」とか「明日の小テストの勉強しなくちゃ」という目先の生活が大事です。

 

就活面接で「10年後どうなっていたいか」って聞く意味ある? 「そもそも同じ会社にいるかわからない」という指摘 | キャリコネニュース | Page 2

 

こういう記事を見つけましたが、全く同意なので本記事は「将来どうなりたいですか?」という質問の愚かさについて語っていきたいと思います。

お品書き

 

「1年後に機械設計者としてどのようなレベルになりたいか?」←知るか!となって会社辞めました

 これは、前職のCADオペレーターの時に面談で事業所の所長から言われたことです。

 正直、この質問が来たとき「知るか!」となりました。この質問をされたのが今年の7月20日頃で、一度目を付けられて、上司に怒られまくったあげく、更に細かいところまで目を付けられての悪循環で「辞めたい」と思い始めたころです。7月中はこんな感じだったので、ブログ更新数も6記事と大低迷で、中身にしても「ラブライブ!サンシャイン!!」関係です。

どうもこうも、「(クビにならない程度に)日々の仕事を頑張ります」としか言いようがないわけですが、そういう本音をいうと、「やる気あんのか!」と怒鳴られるのが目に見えているので、答えられません。

 

その後の顛末としては、見出しの質問に関して上司と話し合えということになり、目標設定を強制的に突き付けられ一挙一動を観察されるようになります。で、向上心の無さを見抜かれ、最後のは契約延長を破棄する形で逃げるように辞めました(ちなみにCADオペレータの時は正社員ではなく契約社員で、正社員に上がれるかもという形でした)。

最初のころは、向上心が有ったので

文系でもエンジニアになれます~機械設計・プログラマーのお話~

でも紹介したような本を買って、独学をしていましたが、こんなこと言われてやる気が出るわけがないです。一挙一動かんしされ目を付けられるような針の筵に立たされている職場に関しては、「怒られたくない」「ミスをしたくない」というので頭が一杯で「向上心」とか持てるはずが有りません。今の日本社会が、少子化なのも経済不安とかで針の筵に立たされているのに結婚・子供なんてということなんでしょうが今回の趣旨からは外れるので言及しません。

将来設計を質問しても本音を答えるとか、大馬鹿ものしかいません

 他にも、面接などで「仕事で3年後どうなっていたいですか?」とか「結婚は考えていないのか?」とか聞かれたことが有りますが、私を含めこんなの本音で答える人がどれだけいるのか?と言いたいです。本音で答えるのは意識高い系or大馬鹿しかいないですね。意識高い系もある意味良くも悪くも大馬鹿ですから大馬鹿しかいないです。

恐らく一般人の本音は

 「仕事で3年後どうなっていたいですか?」『正直、宝くじで3億当たって仕事辞めたい。』

「結婚は考えていないのですか?」→『奨学金の返済で金がないんだよ、給料上げろ!』または

『休日出勤で出会う暇がないから休日増やせや! 職場の女性もパートのおばちゃんしかいないし!』

のはずです。

因みに私ならこの質問の現時点での本音は、

「仕事で3年後どうなっていたいですか?」→『そんなことより、一挙一動観察されてクビに追い込まれるのだけは嫌です』

「結婚は考えていないのですか?」→『2次元で女性は十分です』または

『結婚よりも、ネオニートになりたいです』

 という回答になります。

結婚なんて、

「いらないこと」リスト~彼女なんて要らないもん!~

で述べたように不要の長物です。

 そもそもこの質問に限らず会社のコミュニケーションで本音で言ってほしいというのは、お前ら、社畜で人生楽しいか?のAtusi@ソラノカケラさんのいかの記事曰く

こんな感じで、会社に本音が聞きたいと言われても絶対に正直に答えてはいけません

この言葉の真の意味は「私は君の味方だ」というモノでは無く
「貴様は会社にとって有益な存在か?」
という風に確認を取らされているだけです

北斗の拳で言うジャギ様の「お前、俺の名前を言ってみろ」みたいなもんで、どう答えても積んでます 

職場で「本音が聞きたい」に、バカ正直に答えるとえらい目に合う件 | お前ら、社畜で人生楽しいか?

 と踏み絵なのでその場を取り繕った方がマシです。会社の人事にも幾度どなく面談で本音を言えと迫られても、その場を取り繕いましたね。結局ばれて、先述のように会社を逃げるように辞めましたが・・・ まあ、「(クビにならない程度に)日々の仕事を頑張ります」とか言っても会社を逃げるように(以下略)は同じなので本音を言って損はあっても得は無かったです

 

「将来どうなりたいですか?」の現代の模範解答

 で、冒頭の紹介した記事ですが

23歳の男性が面接で聞かれる「10年後どうなっていたいか」という質問に疑問を感じたという投稿内容を紹介しております。

「業界への理解を深めた上で、具体性のある、自分の成長を意識した返答をしよう」と言われるが、「それって無理じゃね?」というツッコミ。働く前から具体的に答えられるわけがないというのだ。

しかもそれらを測りたいなら、「どんなふうに成長したいですか?」って聞けばいいし、わざわざ10年後を見越す必要も無い、「まわりくどいわ」と突き放す。

「そもそも同じ業界同じ会社にいるかどうかも分からないが、そんなことを言えば落とされるのでみんな言わないだけ」

 全く同感です。

 そもそも同じ業界同じ会社にいるかどうかも分からない

 の下りとか、今までの職場2つとも10年どころか1年も持たずに辞めているので、次の職場も10年務められる気がまるでしません。

「人間10年後にどうなっているかなんてわかりませんよ。会社も同じ。企業寿命は短くなっているって聞きますし、10年を見越すことすら危うい。これからはいまを精一杯生きることが大切になってくるんじゃないでしょうか」

冷静に、まあそうだよなと納得してしまう。模範解答はネット等でいくらでも参照できるし、OB訪問を行なうなどすれば、ある程度答えられるだろう。

しかしそれも、恐らくは自分の気持ちがどうというより、「相手がどう答えて欲しいか」の模索になる。結局本音では答えないのだから、それでは聞くだけ意味がない。それなら、現状の本人のやる気と意気込みを問う方がはるかに有意義だ。

 面接というのが、「ウソの付き合い」というのは良く言ったもので

面接ではウソをつけ (星海社新書)

面接ではウソをつけ (星海社新書)

 

 というような本まで出てますからね。

 

赤字部の回答が現代の模範解答でしょうが、多分頭の固い大馬鹿面接官は「向上心が無い」という理由で不採用なのでしょうね。

 終わりに:一般人にはホリエモンの「本音で生きる」より「(家族や会社には)本音を言うな」の方が正解

という訳で、一般人が「将来どうなりたいですか?」なんて聞かれても「本音で答える」訳が無いですし、「本音で答える」結果不利益を被ることが多々あります。

 ホリエモンが「本音で生きる」という新書を書いていますが、

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

 

 一般人が会社(や家族)で「本音で生きる」を実践すると不利益を被る可能性が有ります。この本はホリエモンというネームバリューもありかなり売れており私も持っていますが、正直一般人(組織に属して仕事をする人)が鵜呑みにすると危ない本でもあります。

一般人には、「本音で生きる」ではなく「(家族や会社には)本音を言うな」の方が正解であると思いますね!

 

以上!

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