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ブログ・SNSを実名でするのはハイリスク・ハイリターンだと思う件

Twitterやブログ等SNSを匿名でやる方が無難じゃねぇ?と思いますね。

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今月から来年の新卒採用の情報が解禁され、4月からは新入社員が入社する。そんな中、ツイッターに投稿された、ある人事との会話が話題になっている。その人事は、

「エントリーしてきた大学生の名前を検索してFacebook等でマズい書き込みしてないか確認してるけど、今どきの大学生で実名で検索してSNSが何も出てこないと逆に不信感持つ」

と言ったそうだ。これに対して投稿者は、「なんて時代なんだ……」とその場で頭抱えそうになったという。ネットで実名を検索してSNSページがヒットしないと「ネットリテラシーがある」ではなく、「裏でなにやってんのかわからなくて不信感を持つ」という人がいることに、納得がいかなかったようだ。

「今の就活不自由過ぎるだろ……」

人事「SNSで実名検索して見つからない就活生に不信感」が物議 「むしろ本名でやってる人、どれだけいるの?」 | キャリコネニュース

 

こんな感じで実名でSNS検索が見つからないと不信感を持たれるというニュースですが、普通の人は実名でSNSなんてやらないよと思います。かくいう私もブログツイッターの両方を匿名でやっているのですが、SNSを実名でするのってハイリスク・ハイリターンだとブログをしたり見たりしていて思うので書いていきます。

 お品書き

 SNS実名のリスク:炎上時にリアル社会で不利を負う

SNS実名でやるリスクはまずというかほぼコレです。当たり障りのない日常的な日記をブログやSNSに書くだけなら、炎上リスクは限りなく小さいです。というかその手のブログはpv1桁,下手すると誰も読まれてないという場合が多く数記事で放置されるので炎上以前の問題です。

 

炎上の可能性があるのは、日常的な日記にとどまらずオピニオン系の記事を書くようなブロガー諸氏です。往々にオピニオン系記事は思想が過激であればあるほど、多くの読者に読んでもらいやすい反面、書き方を誤ると大炎上となり多くの批判を頂くことになります。

 

炎上した主が匿名ならネット村の住民(一般のネット利用者はブログ意見するほどネットにはめりこみません)の罵倒に耐えればたいてい飽きられ、次の話題に乗り換えてきます。が、実名ですと名前や顔が特定されるので社会的ハンデをしょい込む可能性が出てきます。

 

その最たる例はフリーアナウンサーの長谷川豊さんの次の記事です


主張としては、要約すると

医者の言いつけを守らずに人工透析になった患者など公的に助ける必要はない。金の無駄だ!

 というものです。記事の意見への賛否はさて置き、TV出演もしている有名人ということもあり多くの読者の批判を受け、ついに担当番組をすべて降板する事態になりました。もちろん長谷川さんが有名人且つ、炎上後にも反省が見られないととれる態度を繰り返したことも騒ぎが大きくなった要因ですが、一般人が炎上した場合も退学や解雇(名目上は退職勧告)などの不利益を被る可能性がありまづ。

 

このようなリスクが大きいので、SNSやブログを実名で安易にすることは避けたいもので、現に私も匿名である大きな要因となっております。

 

SNS実名のリターン:ブログ・SNS経由で名前が売れ、仕事が来る

 しかし、SNSやブログを実名で行うメリットも大きなものです。実名で行う最大のメリットは、ブログなどで情報を発信した際に外部の目に留まって名前が売れるということです。そこから仕事を頂ける可能性があるというのは大きな魅力です。

 

プロブロガー(から脱しつつありますが)のイケダハヤトさんのまだ東京で消耗してるの?などはまさにその典型例でしょう。

 

匿名でも仕事を頂いて紙の本を出すくらいに有名な方は、


 

といった例もありますが、メディア系関連の仕事を貰っているのはやはり実名顔出し組が多いです。

 

 

結論:ブログ経由で名を売りたい⇒実名,それ以外⇒匿名

結局、SNSやブログを実名でやるメリットは名を売るただ1点となります。ただ、名を売れるか否かは無茶苦茶大きく匿名でブログやSNSをやっても、ネット村だけの盛り上がりで2chの書き込みと同程度扱いされる可能性も十分あるというデメリットもあります。まあ、私を含めた大抵の人はネットで顔を売るより金銭を稼ぐため等のリアル社会の顔色の方が重要なので匿名で正解なのでしょう。

 

後匿名で行うメリットとしては、実社会のポジション(職業,性別,年齢)等に関係なく架空のキャラクターを作ってSNSやブログで振る舞えるというのも大きな要素と思います。

先ほど紹介したちきりん氏やRootport氏もブログでそのようなことを書いていたのを見ましたし。

 

まあ、私も状況が変われば実名公開&顔出しするかもしれませんが、匿名でネット上だけで有名になる路線を当面続ける予定です。

 

(2008字)