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アイドルマスター・ラブライブ!他社会不適合者向けコンテンツを扱います

これからの社会人に必須なスキルは「質問力」です。

質問に関しては案外軽視されているようですが…

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中学校では全校で一番質問していたと自負する笹史(@sasashi1992)です!

先日、ホリエモンからの最後通告~「好きなことだけで生きていく」書評~ という記事で「好きなことだけで生きていく」という本のレビューを書きましたが、本記事では予告通り『「好きなこと」だけするためスキル』という点に焦点を絞って記事を書いていきたいと思います。

 お品書き

『「好きなこと」だけするためスキル』とは何でしょうか? 著書の中で堀江氏はこれからの時代は「質問力」が重要であると主張しますので、それについて本記事で掘り下げていきます。

無駄な質問・三原則

ホリエモンは分刻み、いや秒刻みで動く多忙な人物です。そのような彼にはたくさんのインタビューが舞い込みますが、彼は無駄な質問をするインタビュアーが多いと著書で書いております。

そのような無駄な質問には3つの特徴があるということで、引用していきます。

一つ言わせてもらうと、「無駄な質問・三原則」というものがある。「ググってない(調べてない)」「考えてない」「わかってない」この3拍子が揃ったインタビュアーは、残念ながら世の中に溢れかえっている。

 本書 p155

 自分も質問することが多々ありましたが、この3原則を守れていたかというと怪しいですね… 質問で却って人を怒らせるという声が時々聞こえますが、ホリエモン相手でなくてもこの3原則が守れてないのでは?と思えることが多い気がします。

 

 ホリエモン曰く、この三原則の中でも最も重大な原則があると言います。

この「三原則」のうち、諸悪の根源は「ググってない」ということだ。ググって何らかの情報があれば、ちょっと考えたり、正しく理解することなんて、付随して自動的にできる。

 本書 p156

 これは読者の皆さんも実感ベースで分かると思います。例えば学校などでも予習の重要性が謳われるのは、早い話「ググれカス」ということを体感させるためです。これが学校では無く社会ですともっとシビアで、質問せずに自分で考えろ!という厳しい職場も多くあります。自分の職場も新卒で入ったところは職人と謳っていたせいか、そういう傾向が強かったなぁ。。

その時の記事:「適性のない仕事」に就職すると3ヶ月でクビになります@食品製造 

 

カンニング禁止とか超時代遅れ

 忘れもしない、某テレビ番組に出演したときのことだ。衆力中に出てきたキーワードがわからなかったので、iphoneで検索して即座に示したら驚かれ、ある意味呆れられたことがある。でも、今や検索エンジンは持ち歩ける時代になっているし、分からない事なんて即座に検索できる。ほんのひと手間だが、検索をするかしないかでは、人生の明暗がわかれる。 

本書 p157

堀江氏の上のエピソードから分かるようにもはや検索する能力がないと時代に取り残されることてきめんです。学校ではカンニング禁止という時代錯誤な規則がありますが、速攻撤廃すべしとすら言えますね。

 

「でもでも野郎」恐ロシア... カンニング禁止はこれらの層が居なくならない限り、一掃されないでしょうか。後経験的に、見て覚えろとかいう職人紛いな連中も「でもでも野郎」の亜種でしょう。

こんな未来論を語ると、「でもでも野郎」から批判の嵐がよく起こる。「ネットに依存しすぎ」「記憶力が低下する」など‥‥‥。けれども現代に必要なスキルは。もはや「記憶力」ではなく「検索力」だ。予言めいた言い方になるが、「ググること」はこれからもっと重要になる。既存の学校教育のように、記憶力をやたら編重するなんて、自動車全盛の時代に足が速くても無意味であるのと同じ。 本書 p158

 

「いい質問」をするたった1つの条件

 ではいったいどうすれば「いい質問」ができるのだろうか。このテーマだけで1冊のビジネス書が書けてしまうが、ここでは端的に答えを提示しておこう。いい質問をしようと思ったら、「取材対象者が、どれだけの情報を持っているか」ということを事前に調べ、目安を付けておくべきだ。つまり、相手の「知識」や「理解」「興味」の水準を、的確に見積もることが重要だ。多めに見積もりすぎてもだめ、少なめに見積もりすぎてもだめ。 本書p161-162

 相手の知識の目安を見積もるというのは質問以前に会話を続けるための大原則であると感じますね。知識の見積もりを行うには、やはり「検索力」が必要というのがホリエモンの主張となっています。

 

以前電気製品系統の販売を経験したことがありますが、お客様の要件をヒアリングするのも知識の見積もりが必要だなと痛感しました。しかも、店頭販売ですとどのような顧客が来るか全く予測不可能なためその場で知識レベルを見極めるということが要求され、レベルの見極めを間違えるとクレームなどに繋がります。という訳で、接客業に従事、特に提案的な要素が強い場合は知識レベルの見積もりが最重要と言っても過言ではないと思います。

 

 

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