皆さんは、待ち合わせ等で時間が余った時はどうしているでしょうか?オーソドックスなのは、スマホいじって時間をつぶすとかですね。ですが、1時間以上空き時間(用事と用事の間)があるとスマホですと電源が無くなってしまうという事態に陥ります…
こういう時は書店に行き時間をつぶしましょう!
お品書き
0.書店で時間をつぶすメリットは?
まず書店で時間をつぶすのは次のようなメリットがあります
①:喫茶店やゲームセンターと違いお金がかからない
②:都会だと貴重な座れるスポットである(名駅とかですと本当に座れない・・)
③:もし気に入った本が見つかれば、そのまま買い物もでき「一石二鳥」
というメリットがあるので、スマホをいじって時間をつぶすより生産性が高いと言えます。
時間をつぶせるほどの大きな本屋は、名古屋には名古屋駅周辺と名古屋栄の2つに有ります。
1.名古屋駅周辺の書店案内
ア.ジュンク堂名古屋店
名古屋駅から桜通をまっすぐ東に進むとあるのが、ジュンク堂名古屋店です。
お店の大きさ的には300坪とあまり大きくはないですが、その分本探しに歩き回ることが無いというメリットがあります。また、座り読みもできるので時間つぶしには最適です。
アクセスは、地下街ユニモールのU6出口から第1堀内ビルの地下1階に入り階段を上がれば雨の日でも傘いらずで到着できます。
フロアマップはこちらです(といってもワンフロアですが)
ジュンク堂名古屋店の特徴は300坪と狭いながらも、文庫や新書だけではなく専門書(医学系は若干物足りないが)が充実しています点です。専門書が充実しているだけでなく世夜9時まで開店しているので、大学生や社会人で専門的な勉強が必要な時にも通勤通学の帰りに立ち寄りやすいので便利です。
ただ、狭いことも有り漫画・ライトノベルは置いてないのでそれらをお求めの方は、後で紹介する三省堂書店名古屋高島屋店か名古屋駅西のアニメイト名古屋へ行きましょう。
イ.三省堂書店名古屋高島屋店
JRセントラルタワーズの11階に入居している三省堂書店名古屋高島屋店です。最大のメリットは何といっても、名古屋駅からエスカレーターを上がるだけでたどり着けるというアクセスの 良さです。ジュンク堂名古屋店の良さに気づいたのは去年の就職活動時なので、大学時代や高校までで名古屋に来て本屋といえば専らここの三省堂でした。高校の時に一回だけ、今は無き三省堂書店名古屋テルミナ店を利用しましたが地下2階という利便性には勝てません・・
後は、名駅のジュンク堂と違い漫画やライトノベルも販売しているのでアニメイトまで行くのが面倒だけど漫画が欲しいならココ一択です。欠点は、検索機が使いにくいことくらいです。
しかし、こちらの三省堂は来年4月に隣の名古屋ゲートタワーにオープンする関係で売り場規模が縮小します。この記事の写真を撮影したのは縮小前ですので、縮小後は多少歩いてもジュンク堂名古屋店の方が品揃えにて大差をつけられる可能性もあります。
縮小前のフロアガイドです
あらゆるジャンルが置いてあるのが分かります。
縮小前の記念として写真を掲載しておきます
ベストセラーコーナーです。売れ筋が分かるコ―ナーですが、自分はほとんど使ったことありません。ブラブラして購入する本を決めるタイプなので。
児童書コーナーです。書店でも一番奥にあります。
追記(2016年10月25日来訪)
縮小後の三省堂書店名古屋高島屋店はこんな感じになりました・・
縮小されたスペースには4Fから追われた東急ハンズが玉突き転居します。
縮小前の半分くらいの面積となっており、特に専門書の数がかなり少なくなっていました。2017年4月に、JRゲートタワー8Fに三省堂書店を縮小前の確か1.7倍の面積で開業するらしいですがその時は撤退ですかね。看板にはゲートタワー店と両立するとかありますが、でかい方に流れるだけかと。
専門書の縮小っぷりが凄いです。名駅近辺で専門書を買いたいなら、ジュンク堂名古屋店で買えということでしょうか。近鉄パッセ8Fの星野書店は三省堂書店以上に専門書がないですし・・(タワレコがあるのでCDのついでとしては助かるけど)
ウ:三省堂書店名古屋本店
三省堂書店名古屋本店は、名古屋駅の2つ目の駅ビルであるJRゲートタワー8Fにある三省堂書店で名古屋の書店ではワンフロアで最大級というのが謳い文句です。
存在は知っていたのですが、実際に名古屋に行く機会そのものが無かったのと地元四日市の丸善四日市店が駅ナカというアクセスの良さ&品揃えの充実で満足していたので行く機会がありませんでした。
別の用事で名古屋に行く機会があったので、その時に書店に立ち寄って見ましたが、旧高島屋の店舗(縮小前)やジュンク堂名古屋店よりは広いですが通路なども相応に広いため品揃え的には地元丸善と比べて特別多いということは無かったですね。
理工系の専門書コーナーに限っては、フロアガイドから嫌な予感はしていましたが正直ジュンク堂名古屋店の方が充実しています。人文系や社会科学系の品揃えも通っただけですがぼちぼちという感じで、専門書に関しては以前の三省堂もそうでしたがそれほど期待はできないので素直にジュンク堂名古屋店or後述の栄の大型書店で購入をおススメします。
ただ専門書の中でも、医学書に限ってはジュンク堂名古屋店よりは充実しています。
今回は、雑貨店神保町いちのいちやブックカフェは時間の都合上詳しく立ち寄らなかったので評価の対象外ですがカフェは通ったのが3時台でご年配の方が多く利用していたので需要はあるのかなと。カフェやいちのいちの充実次第では評価を改めるかもしれませんが、本の品揃えは専門書という観点から言うとジュンク堂や丸善に劣っていると判断せざるを得ません。
この本が置いてあったのは感慨深かったのですが。。
2.栄の書店案内します
ア.丸善 名古屋セントラルパーク店
丸善名古屋セントラルパーク店は、名古屋市営地下鉄久屋大通駅直結のセントラルパーク地下街にあります。セントラルパーク地下街は栄駅と久屋大通駅を結んでいる地下街で、栄駅より久屋大通駅の方が近いです。
セントラルパーク地下街そのものについては以下の記事で触れています!
◎アクセス方法:地下鉄桜通線or 名城線で久屋大通駅で降りて大体3~5分位で
セントラルパーク地下街を歩くと到着します。
セントラルパーク地下街は店舗が102(2016年4月現在)もあり分かりにくいですが、
マップでいうと「ココ」と示した58番のお店が丸善名古屋セントラルパーク店
となります。
実際に写真で見るとこんな感じです
店内は、流石に撮影するのは憚られました…
フロア構成を紹介と言いたいところですが、やはり地下街の中の店舗といこともあり
広くはないためか店舗ではフロアマップはありませんでした。最も、マップが無くても店内にマップがあるのですぐ目的の本は見つけられると思いますが。
ですので、ホームページに掲載してあるマップを使い店内を解説します!
図を見てわかる通り、コンパクトながらも専門書と洋書を除く1通りの本は手に入ります。専門書は手に入らない(店舗紹介の公式ホームページにも断ってあります)と言いましたが、店舗に行ったところ経済や法律関連の専門書(大学の基本書レベル)は若干ビジネスのコーナーにありました。
自分が大学時代に専門であった自然科学系の分野は、専門書どころか本棚1つ分で啓蒙書しかなかったです。
逆に岩波文庫等の文庫系統や雑誌はそれなりに置いてありコミックも置いてあるので
話題になっている本を買う分には狭くて探しやすいのでGoodな本屋です。
後は、椅子が無く立ち読みしかできないので長時間じっくりと本を選びたい人や1時間くらい時間が空いてしまったという時には向いてないです(そういう方は、次のジュンク堂名古屋栄店がおススメです)。なんせ、足が疲れてしまいます。
10分や15分余ったけど、いい本あればついでに買っちゃおうとか雑誌読んで時間なら向いてますよ。
うん、個人的に時間つぶしにはパスかな・・・立ち読みだと疲れますし・・
イ.ジュンク堂書店 名古屋栄店
前回紹介した、ジュンク堂書店名古屋店と同じくジュンク堂が栄のど真ん中に2016年
1月にやってまいりました! といっても、後述の栄の複合ビルナディアパークにも既にジュンク堂書店ロフト名古屋店として進出しております。
が、ジュンク堂書店ロフト名古屋店と比べて便利な点が幾つかあるので紹介したいと
思います。
◎その1:栄駅から雨に濡れずに行ける
これが、ジュンク堂書店名古屋栄店の地下2Fの入り口です(地下2Fと地下1Fの2フロア構成です) アクセスは、栄駅から森の地下街を歩けば写真のような入り口があるので入るだけです。地下鉄駅直結の地下街なので、栄どころか名駅から傘いらずです♪
公式サイトのアクセス方法を引用しますと、
・地下鉄東山線「栄駅」下車東改札よりでて、森の地下街南二番街、コンパル近くにございます。(徒歩5分)・地下鉄名城線「栄駅」下車南改札を出て、地下街を右へ直進、正面にございます。(徒歩3分)http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=224
ちなみに地下1Fから入りますと、
こんな感じの入り口です。
で、下手な撮影ですがフロアマップ公開です。まずは地下2Fから。
地下街の2か所から入れるようになっております。地下2Fは文庫本や実用書、子供向け
の本といった一般の人が読む本が中心で、栄で遊ぶついでや通勤の帰りに気軽によることを想定しています。
地下1Fです。こちらは、専門書とコミックです。
◎その2:フロア移動が楽である
後述のジュンク堂書店ロフト名古屋店もやはり2フロア構成ですが、フロアが
何と7Fと地下1Fにばらけている上にそれぞれのフロアでレジで清算というかなり面倒なことを強いられます。
それに比べて、名古屋栄店なら清算は最後でいいのでかなり楽です♪
◎その3:手塚書店がある
ジュンク堂名古屋栄店地下1Fには、日本で3店舗しかない手塚治虫の本が置いてある
手塚書店のコーナーがあります! 手塚ファンなら是非といった感じです。
ついでに、丸善セントラルパーク店と違い座り読みもできるのである程度時間が空いた時の時間つぶし及び通勤・通学の帰り及び三越やオアシス21に遊びに行ったときの帰りに本を買うのにも便利です。
デメリットは、面積の都合上(名古屋栄店は600坪で約60万冊)、丸善名古屋本店(何と8フロア構成で文具まであります。が、漫画は無いです・・・)やジュンク堂ロフト名古屋店(1000坪に約100万冊)より品揃えでは若干劣ることです。特に、専門書でマイナーな本は置いてないこともあります。そういう時は、面倒ですが丸善名古屋本店orジュンク堂ロフト名古屋店にGo! です。
個人的には名古屋の本屋で一番使いたい店舗です。ただ栄まで出る用があればの話ですが。
ウ.ジュンク堂ロフト名古屋店
栄のシンボルであるナディアパークの中にありますジュンク堂ロフト名古屋店を
紹介したいと思います。
地下1Fと7Fに店舗が分かれているというのが、ロフト名古屋店の最大の特徴であり一番面倒な点です。両フロアを移動するには、エスカレーターでロフト名古屋の店を通りつつ移動するかフロアの奥に1か所だけあるエレベーターで移動するしかありません。
さて、ここがナディアパークの入り口です。
コチラが地下1Fの入り口です。ロフト名古屋の1Fからエスカレーターで降りるか、
階段で降りる場合は少し分かりにくい階段を下りることになります。
地下1Fは主に一般書(小説とか文庫、実用書といった一般人向けの本)及び
コミックが置かれています。フロア全体が本屋ではなく、残りはショッピングエリア「クレアーレ」としてメンズ・レディースファッションを中心に雑貨・家具・カフェなど個性的なセレクトショップ・ブランドショップが集まっています。エレベーターでもう1つのフロアである7Fまで行けますが、少し奥まっている所にある上に1つしかエレベータが無いので移動には若干苦労します。エスカレーターでロフト名古屋を通りつつ移動する方が楽かもしれません。入り口正面にレジがあるのは少し珍しい気がします。
B1Fのコミックコーナーを店の外から撮影したものです。ジュンク堂名古屋栄店よりも広いコミックコーナーがありますが、手塚書店はジュンク堂名古屋栄店と違い残念ながらありません。また、コミックだけでなくライトノベルも置いてあり、ここでライトノベルを買ったこともあります。
次は7Fを見てみたいと思います。
7Fは、専門書のコーナーであり人文から医学,芸術といったあらゆる分野の専門書が置いてあります。ジュンク堂名古屋栄店ではスペースの都合上少し物足りなさを感じることがたまにありますが本店は全くそういうことは無く、必要な専門書はおおよそ揃うと思います。さらに、Book Salon として座り読みのできるコーナーがありますので座り読みしつつ買う本を見極めるもよし時間つぶしもよし(時間つぶしだけなら地下街直結の名古屋栄店ですが)です。
ちなみに、入り口は7Fまでエスカレーターを上がってこの橋を渡ります。吹き抜けとなっていて、下を見ると少し怖いです。
ロフト名古屋店は、栄駅より少し歩く上B1Fと7Fの移動が面倒なのが欠点です。
逆に利点は、ナディアパーク内にあるのでナディアパークの他の施設に行ったついで(特にロフト名古屋の買い物)に行けることと、名古屋のジュンク堂では1番品ぞろえが多い点です(専門書の品揃えは名古屋栄店は店舗面積的にどうしても見劣ってしまいます)。
エ.丸善名古屋本店
名古屋1番の大型書店である、丸善名古屋本店です。店舗自体の広さは、ジュンク堂ロフト名古屋店より若干広い程度ですが、コミックは扱っていません。ですので、コミックを購入したい場合は ジュンク堂のロフト名古屋店or名古屋栄店に行きましょう。
その代り、名古屋の大型書店では唯一文房具も取り扱っているのが特徴です。ただ、8フロアにも別れているので、お目当ての本が複数あり購入したい場合は、フロアを幾つも上り下りするのが大変です(レジは1Fのみ)。私は参加したことは無いですが、この店舗ではよく書店でお泊りというイベントが開催されているので興味のある方は調べてみてください。
専門書の品揃えは、ジャンル別でフロアが分かれているくらいなので非常に充実しており名古屋では確実に最強クラスの書店です。地元の丸善もこの位充実してほしいですが人口規模的に無理でしょう..
名古屋栄にも名駅同様に本屋がいくつもありますが、目的と滞在できる時間によって本屋を選ぶとよいでしょう。
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