ラブライブサンシャイン!!の物語がついに始まりましたね・・・
はい、サンシャイナーの笹史(@sasashi1992)です。
ラブライブ!サンシャインアニメ!!1話の感想について書いていき考察していきたいと思います。相当分量がありますので、時間の余裕のある時に視聴することを勧めます。
7月4日執筆
12月?日
◎ラブライブ!サンシャイン!!アニメ1話「輝きたい!!」感想
◎ラブライブ!サンシャイン!!1話「輝きたい!!」考察 を統合しました
未試聴のかたは、下のリンクよりまずアニメ本篇をご覧ください。つまらないので1話切りだと思った方は以後の記事を読まずに戻って構いません。1話に関しては、無料ですが2話以降は優良なので動画を購入するかDVDをレンタルすることを勧めます。
2016年12月25日追記:今回の記事に関しては、全話視聴済みの方が多いことを前提にアニメ全体のネタバレになる部分が多々あるので全話視聴済みでない方はご注意ください。
お品書き
1.ラブライブサンシャイン!!を視聴する前提条件
ア.視聴に当たってのスタンス
視聴環境としては、土曜22:30の時間帯に、基本的にはリアルタイムで観られる状況にあるのでそこで視聴していこうと思います。
感想記事の内容としては、「ラブライブ!サンシャイン!!」だからという理由だけでわけもなく叩くということだけは決してしないつもりでいます。逆に一部信者のように愚にもつかない点は擁護することも決してなく、徹底的に批判したいと思います。もしも、低レベルなシナリオが続くならば、最悪視聴打ち切りもあり得ます(逆に作画・曲はそれほど重視していません)。
追記:13話でシナリオ面はやらかしてしまいましたが、ある意味これまでのご都合主義が重なっただけと感じているのでさして驚きは有りませんでしたね。
イ.アニメ化前に持っていた前提知識について
①1st,2nd single購入済み:ドラマCD全て視聴済み
参考記事:『恋になりたいAQUARIUM』CDドラマ考察~前編~ -
②ユニットDebut single 全て購入済み
参考記事:Guilty Kiss 「Strawberry Trapper」の感想と考察
CYaRon! 「元気全開Day!Day!」CDドラマを考察
③1stファンブック購入済み
一方、中の人いわゆる声優さんには全く興味もありませんし顔出しすら不要と考えています(ライブなしで声を当てる&CDだけならば中堅レベルの声優さんでも行けるはず。)。そんなことにリソースを割くぐらいなら、世界観の構築およびストーリー展開のすり合わせに時間を割いてほしいのが正直な感想です。
2.アニメ第1話感想
ア.アバン~OPについて
高海千歌のモノローグの後、千歌とその同級生である渡辺曜の2人が秋葉原に行き、メイド喫茶のチラシを貰って、拾っているうちに街頭TVを見てそこで偶然「Love Live! 」の映像をみるところから物語は始まります。訪ねたのが秋葉原なのは、言うまでもなく前作ラブライブ!舞台でありそのリスペクトでしょう。
千歌がこの時に見た映像がμ'sの「START!DASH!」であることが判明するのは1話終盤です。まあ、μ'sの影響を受けスクールアイドルを始めるのは、メタ的には既定路線なのでどうこう言ってもしょうがないでしょう。しかし、秋葉原まで制服で遊びに行くのは校則が厳しいのでしょうかね? 現実でもまれに、外出時に制服着用という学校は見かけますが。
みんなお楽しみの、OPは「青空Jumping Heart」という新曲で7月20日発売予定です。
前作1st seasonのOPは2nd seasonの最終盤に本編で披露されたので、この曲も10中8,9ある2nd season本編の最終盤でライブとして披露されるのでしょうか。中の人がスキャンダルで逮捕(例:薬物)でもない限り2nd seasonはやりそうですが・・・
OPの披露されている背景もいかにも全国大会の舞台っぽいですし。
OPのシーンの中には、今後のネタバレになる部分が多々含まれます。このシーンは、梨子が千歌の飼い犬しいたけに追われているシーンです。アニメ梨子は、犬が苦手であるという設定が加わっておりますが正直この設定は現時点ではギャグ以上のものは有りませんね。個人的には正直もっとやるべきシーンがあっただろと今でも感じますね。
こちらの3年生の浮かぬ顔をしているシーンも中盤の伏線です。しかし、真相は意外と大したことが無かったりしますが。
参考記事:ラブライブ!サンシャイン!!アニメ第9話「未熟DREAMER」感想
こちらのシーンは12話の伏線でした。OPを見たときの初見では合宿話のラストシーンであると思っていました。12話は本アニメの評価が、個人的に悪い意味で定まってしまった話でもあります。
参考記事:ラブライブ!サンシャイン!!アニメ12話「はばたきのとき」感想~脱μ's回であるが・・・~ -
イ.Aパート
千歌のスクールアイドル部の勧誘シーンから始まっておりますが、興味を示す新入生(=のちに入部する1年生組)もいるものの入部希望者は全く集まりません。そもそも、「部」の字が間違っておりギャグのつもりでしょうが、幾らフィクションとはいえ学力などを疑われます。一部ファンのために今作は男性キャラを排除するという暴挙に出ましたが、そんな配慮要らないのでせめて高校2年生としての最低限の常識と学力を持たせてください。これならば義務教育の中学生なら千歌が字を間違えてもまだ救いがあったので、中学舞台で良かった気もします。本作の男性キャラは、R18(メンバー同士の百合ものを除く)の相手役でしか出て来ないです。
愚痴を言っていても先に進みませんので、本話のサブタイトルについて考えてみると、「輝きたい!!」ですが、前作(「ラブライブ!」)の1期1話「叶え!私たちの夢――」に相当する(少なくてもアニメ版を)統括するテーマを表しています。前作では「廃校阻止」というのが当初の目標でしたが、それに比べて物語の着地点が見えにくいと思います。
ともあれ、(現時点で)作品を統括するテーマである「輝きたい!!」という要素を妨害する敵・障壁が、早速本話Aパートから登場します。
障壁としては、
A.千歌(途中から曜)はスクールアイドル部の部員勧誘に励みますが部員集まらず
B.部活申請したものの(千歌の落ち度もありますが)生徒会長の黒澤ダイヤには許可されず
の2つです。
Bに該当するシーンですが、最初に生徒会長のダイヤに許可されないシーンは明らかに前作の絵里のオマージュですね。ただし前作と異なり「廃校阻止」という主人公と生徒会長の両サイドの利害の対立が無い分、絵里よりは千歌たち主人公サイドに協力的なシーンが多いですね。恐らく、上層部から制作サイドに前作同様に最初は生徒会長に却下されるというシナリオを指示された可能性が高いですね。指示が無くとも、生徒会長(=体制側)が部活設立の壁となるシナリオは部活設立ものの王道なのでこのシナリオになり得ますが。
結局、曜が水泳部の掛け持ちながらスクールアイドル部に入部したとはいえ、1話では千歌はこれらの障壁を何一つ解決することが出来ずに終了します。まあ、1話は作品の世界に慣れてもらうチュートリアル&課題提示と考えれば無理もありませんが。
ちなみにAパートで、Aqoursの9人全員が顔見せの縛りがあるためか一応登場しますが、このせいでかなり物語に無理が出来てしまいました。この辺は、後程考察します。
あと、気になった点としてはメイン9人で千歌以外に最初に登場する人物はコミック版では果南でしたがアニメ版1話ではほぼ始終曜と行動していたことです。
ここら辺はかなり重要な改変であるので、どこかで考察したいと思います。
ウ.Bパート
1話Bパートはダイヤにスクールアイドル部を却下されてしまい、海での桜内梨子と千歌のやり取りが主体となります。この1連のシーンで、重要な千歌がスクールアイドルを始めた動機が語られます。
千歌がスクールアイドルを始めた(本話では実質は何も始まってないですが)動機は、公式の設定同様にμ'sの影響でした。全13話を通じて大小合わせて公式からの改変も多い本アニメですが、千歌のスクールアイドルを始める動機は作品の世界観の核心部分なので変えようが無かったのでしょう。
本話ではμ'sは以下のように千歌がスクールアイドルの始めた動機の回想による映像のみの登場でしたが、μ'sの出番は12話の「拝啓 高坂穂乃果さん」というシーンを見る限りもう無いでしょう。12話までμ'sを引っ張らず、今話で千歌が始めた動機で退場させておけばよかったのですが上層部の指示のせいかそうはいきませんでした。そうすれば、13話の悲惨な出来は回避されμ's1期13話レベルの評価に落ち着いてたでしょうに。
13話がどんな出来であったかは、
ラブライブ!サンシャイン!!アニメ13話「サンシャイン!」感想~「君の心は輝いているかい?」~ を参照すること。ニコ生①が39%であることから評価はお察しください。
μ'sの出番は以後も雑誌の背景などで登場のみですが、μ'sの(中途半端な)出番そのものが本作の上層部からの最大の縛りに思えてなりません。本作に関しては、シナリオ構成でも監督でもなく上層部がシナリオ破たんの最大の要因と言えます。
このシーンで、穂乃果が『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の武藤遊戯のように姿を見せ千歌と会話するシーンがあれば神回となったでしょうが、残念ながらそんなことはありませんでした。千歌と会うとして、穂乃果をどう登場させるのか整合性が保たれそうにありませんが、どうせ整合性以前にシナリオは破たんしたまま終了したのでこれくらいやってもバチは当たらないでしょう。穂乃果が登場しなかったのも大人の事情でしょうか・・
個人的には、千歌が「普通」であると語っていたことがアニメ版シンデレラガールズの島村卯月と重なって見えて気がかりです。
普通であることが仇となり、千歌が終盤で
「『笑顔』なんて、『笑う』なんて、誰でも出来るもん…!」
「何にもない…私には何にも…。」
とか言い出さ無いことを心配しておりましたが、13話を通じてそういうシーンは無かったですね。2期で唐突に言い出すかもしれませんが・・・
むしろ、普通で無かったはずの曜が無駄にジェラシーもどきを感じる話が終盤なのに11話に有りますが。ラブライブ!への緊張感もへったくれもない話がここに来た時点で、13話の悲劇は必然だったのでしょう。11話は話の中身は良かったですが、終盤にやる話では無かったですね。
参考記事:ラブライブ!サンシャイン!!アニメ第11話「友情ヨーソロ」~渡辺曜の嫉妬の心理描写~
最後に、海でやり取りした梨子が音の木坂学院より浦の星女学院に転入するシーンで1話は終了します。
ED? 面識のない梨子と曜が一緒にダンスしている謎動画です。前作同様ミュージカルなんでしょうが、流石にシナリオを考慮してほしいものです(前作2年生組は全員幼馴染同士なのでもちろん面識有り)。
3.アニメ1話の考察
考察する要素としましては、
ア.なぜ、黒澤ダイヤが「ラブライブ!」のルールを知っていたのか
イ.メインキャラの顔見せについて
の2つです。
ア.なぜ、黒澤ダイヤが「ラブライブ!」のルールを知っていたのか
Bパート終盤で、渡辺曜が(水泳部兼部、しかし11話を見る限り事実上休部状態)入部を決め、千歌が部活申請届を再び生徒会長である黒澤ダイヤに提出します。が、自身が生徒会長であるという理由で不許可となります。
千歌に対して、ダイヤがこう言い放ちます
ダイヤ「あなたに言う必要はありません。大体、やるにしても曲は作れるのですの?」
千歌「曲?」「ラブライブに出場するには、オリジナルの曲では無ければけない。スクールアイドルを始めるときに最初に難関になるポイントですわ。東京の高校ならいざ知らず、うちのような高校にそんな生徒は・・」
スクールアイドルの発起人が第1話で生徒会長にアイドル部設立を断わられるのは、感想でも書いたように前作「ラブライブ!」と同様でもはやシリーズのお約束です。しかし、ダイヤが同じ立ち位置の絵里と大きく異なる点があります。それは、ダイヤがラブライブ!の存在のみならずある程度ルールを知っている点です。ダイヤの赤字部の下りは、ラブライブ!のセリフを知っていなければ出てこずスクールアイドルを却下するにももっと頭ごなしに否定していたでしょう。
なぜ、『黒澤ダイヤが「ラブライブ!」のルールを知っていたのか?』という問題に関しては1話およびこれまでの基本設定の情報からは2つの理由が考えられます。
ア.妹である黒澤ルビィがアイドルが好きなのでそこから聞いた
イ.過去にスクールアイドルが設立されたが上手くいかなかった
アについては黒澤ダイヤがルビィの姉という設定から考えられる理由です。最も、1話時点ではルビィとダイヤの絡みは無くルビィがダイヤの姉であるということも語られてないわけですが。
イについては、幾つか根拠があります。
◎OPで3年生が暗い表情をしていたこと
◎鞠莉が登場するシーン(ヘリで)で『2年ブリィですか』という発言
◎千歌が休学中の果南をスクールアイドルに誘った瞬間,ボンベを締めていた果南の手が止まった
1話視点での考察ですと、3つとも全て推測にすぎません。
インターネット上では、ダイヤがスクールアイドル部を断った理由として「数年前にスクールアイドルが設立されたが上手くいかなかった」という説をよく見ます。
アニメ13話通じて見ると、スクールアイドルを知っていたのは「鞠莉と果南で過去に(旧)『Aqours』を結成していたが解散した」という真相でした。
参考記事:ラブライブ!サンシャイン!!アニメ6話「PVを作ろう」感想
ラブライブ!サンシャイン!!アニメ8話「くやしくないの?」感想
この時のダイヤは曜曰く、千歌以外にも別の生徒がスクールアイドル部を作りたいと届け出たときも断っており『スクールアイドルを険悪している』という節があります。逆に言うとダイヤの場合スクールアイドル部以外の設立届なら要件を満たしているならば、届けを通していると思われます(逆にダイヤと同じポジションと言える絵里は、廃校阻止という建前を掲げている限りスクールアイドル部でもなくても史実のアニメ版と同じ展開になったでしょう)。結局のところ、他の生徒もとんだとばっちりですがね。
個人的には、果南が父親が家業の手伝いで休学ということも考察対象として興味が有りましたが、特に掘り下げられず9話でいつの間にか復学してアニメ終了でした。男性キャラは上層部の要らない配慮のせいで登場できませんですし、休学接待自体が果南を登場させない口実でしかありませんでした。さらに言えば、休学していることが特にキャラの掘り下げ(貧困で高校中退危機や家族問題)に行かされてもおりません。果南の休学設定は梨子の犬嫌いと並んで設定自体不要であったと思います。
イ.メインキャラの顔見せについて
本話は、一応Aqours(になる予定の)9人全員が登場しました。9人の内、2年生組+ダイヤはストーリーの流れ上登場はごく自然であったと言えます。
松浦果南(一応ついでに小原鞠莉)についても今後の伏線らしきものが描写されました。ただ、1話の段階で必ず必要なシーンであるかというと9話の真相は所詮、3年生組の見解のすれ違いですし。最初は、小原財閥が内浦再開発VS地元民が反対という背景の伏線と思っていたので、1話はその伏線なのかな~と思ってましたが。今思うに、このシーンは2話の梨子とのダイビングに回しても良かったですね。
鞠莉のシーンですが、ニネンブゥリデスカというセリフがギャグ扱いされますが一応伏線ではあります。
しかし、果南(と鞠莉)と異なり1年生組が今回登場する意義は視聴者への顔見せ以外に全くなかったです。
1年生3人組(黒澤ルビィ,国木田花丸,津島善子)の登場シーンはいずれも千歌(と曜による)部員勧誘シーンですが、
花丸とルビィ登場シーン
善子登場シーン
正直顔見せの役割であり本筋に関係ないギャグ描写が多めなので不要だと思いました。
顔見せが不要であると感じる理由としては、登場人物を削減した方がストーリーに時間を割けます。ラブライブ!サンシャイン!!は1クールで9人の描写をすることを考えますと、本筋以外のキャラの掘り下げやギャグ描写はCDドラマ等の他の媒体に任せてストーリーだけに集中するべきでした。
これが2クールならストーリーが進まない個人回なども多少あって良かったのですが、1クールであると考えると例えば11話の曜の描写はsid辺りの任せて大会に絞るべきでした。個人的には部員勧誘の話すらさっさと切り上げて、デレア二のように2話で9人揃って始動でも構わないと思いました。このアニメはAqours9人が揃わないと先に進めないのですし、μ'sと違い部員が揃った後の障壁を描くという点においてはシナリオ面で差別化できたと思います。
1話に関してだけ改変するならば、1年組&果南のシーンを後の話に回して、梨子とのやり取りを増やしスクールアイドルの魅力に気づいた梨子が1話ラストで加入させるとこまでやってもよかった気がします。
そうすれば、1話だけで梨子の心情の変化という山場を作ることが出来てアンチサンシャイン!!をも引き込めたかもしれません。まあ、梨子加入に1話を絞るのはアニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズ』1話の渋谷凛加入の展開を踏襲して思いついたものですが。
極論言いますと、千歌たちを1年生スタートにして『けいおん!』の中野梓みたいに9話位で1年生3人組登場→加入でも良いくらいです。
4.総評
一言でいうと、鼻に付く言動も特になくギャグ描写やご都合主義も皆無とは言えずとも「?」と視聴中で感じるほどでもなかったので1話としては及第点は取れたと思います。
同じ花田脚本で高校の部活物である「響け!ユーフォニアム」と比べても、1話に関しては存在感のある大人こそいないものの見劣りはしていないでしょう。男性キャラ共に大人キャラですら排除されたのが今作の悪しき特徴で、冒頭の千歌の学力問題と合わせて学園のずさんさを疑わざる得なくなりそうですが。
参考記事:『響け!ユーフォニアム』1期振り返り~1話・2話~ -
ただ、厳しいことを言えばラブライブ!サンシャイン!!アンチを引き込むレベルのぐうの音の出ない完成度かというと「No」です。ニコニコ動画その他でもお試しを兼ねて1話は常に無料視聴ができますが、全くの初見でラブライブ!を知らない人物がこれを見て2話以降見たいかと言うと疑問が残ります。
その証拠に、
ニコニコ生放送アンケート結果
最新アンケート結果
第1話 輝きたい!!
放送日2016/7/2
来場者数13,226(暫定値)コメント数 91,401
①80.2 ②9.7 ③5.0 ④1.4 ⑤3.7
ニコニコ動画でも、ラブライブ!サンシャイン!!のライブ配信が行われており、そのときに視聴した方にアンケートを取った結果があります。
アンケートの選択肢は①とても良い・②まぁまぁ良かった・③ふつうだった・④あまり良くなかった・⑤良くなかった の5択で、その場で結果が表示されます。とても良いが80%なら一見よさそうに見えますが、トップクラスの評価のアニメなら①が98%代ということもあり決して良い数字ではありません。
参考:ニコニコ生放送アニメ上映会アンケートランキングTOP20 - わーい3
アイドルアニメというくくりで見ますと、アイドルマスター,プリパラ,アイカツ(表向きは子供向けですが),うたプリ(女性向けですが)etcとごまんとあります。
そして本作品は何といっても、初代ラブライブ!という強大な作品も立ちはだかっています。ネームバリューで円盤もそこそこ売れるでしょう。2期も脚本で致命的にやらかしまくらない限り(例:メンバーに彼氏ができる,9人揃わずに1クール終了)99%作られるでしょう。しかし、このまま1クールが終了しても前作のように歴史に残るアニメにはならないでしょう。1期は終了してしまいましたが、2期ではシナリオ面に関しては肝に銘じてほしいところですね。
同じアイドルアニメで「アイドルアニメとして素晴らしい1話」として何か勧めるなら、私は「ラブライブ!サンシャイン!!」よりアイドルマスターシンデレラガールズ1話「Who is in the pumpkin carriage?」を勧めます。こちらは、再放送でニコニコ生票かが①98.4%とトップ20の作品です(1話がピークだった気もしなくもないですが)。正直、このクオリティの作品になるなら男が出ようと大絶賛します。
アイドルマスター シンデレラガールズ 第1話 アニメ/動画 - ニコニコ動画
もちろん1話が良いから今後全てが良いなんてこともないでしょうし、その逆も当然あるわけです。他のAqoursのメンバーやライバルを始めとしたサブキャラの絡み,描き方,見せ方というので及第点レベルから神作or視聴打ち切りという可能性は十分あり得るわけです。本作品に関しては、重ね重ね言いますが13話でやらかしまくってしまいましたが・・・
2話記事はコチラ
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