教養が足りないと、とんでもないインチキ・デマに引っかかる恐れがあります。
笹史(@sasashi1992)です。教養とはエリートのもので一般人には関係ないと思いがちな人は多いと思いますが、教養がないと大変なことになるという記事を今回は書きたいと思います。
お品書き
教養が足りない例【水素水・鳥インフルエンザ】
教養の足りなさを象徴する情けないニュースとして、水素水の効果が無かったという国民生活センターの調査がありました。https://t.co/JtjvUxoVgO
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
水素水は学術的には「水素豊富水」と呼ばれ、水(H2O)にある一定以上の水素(H2)が含まれたものを指しているそうで、効能は活性酸素から水素が身を守るらしいのです。この手の元素が含まれていて健康的とかいうもの自体胡散臭さ抜群であります。過去の例で行きますと、ゲルマニウム。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
ちなみに、水素水の効能とか定義が書かれたページがキュレーションサイトという態で掲載されてますが、最近話題になった医療系キュレーションのWELQ並みに胡散臭いです。理系の教養(今回は化学)を持ってないと、騙されるのですかね。https://t.co/G7KPgmph9U
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
化学も文系選択では受験科目でないとやらで高校で勉強していない人が大半ですが、受験とか仕事で科目の勉強内容を活用しなくとも日常生活でこういったインチキを見破るために勉強が重要なのでは?と感じます。ま、企業側が効能を謳っているのは確信犯でしょうから別問題ですが。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
もちろん、化学に限らず理系科目全般も日常生活の罠を見破るために重要ですし、数学も統計とかの罠を見破るためにも重要です。数学の勉強目的は論理的思考云々とか言われますが、一般人はそんな抽象的な概念より具体的に活用できる場面を提示した方が良いですね。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
まあ、理系云々の例ですが政治家や経営者やその他諸々の行いを見ますと理系科目だけでなく文系科目の教養も欠如している気がしてなりませんが。これらの人物は文系に行ったはずですが、一体何を勉強したのでしょうか?具体例は割愛します。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
後、教養の無さの例としては鳥インフルエンザのこの件も同じです。子供だけでなく大人でもこういう方は多いのでは?と思わざるを得ませんね。 https://t.co/NpCw1NpJLt
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
解決法としては、ネットの情報に頼りすぎず本を読むことですかね。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
高校までの勉強内容を土台にすれば、文系でも理系科目の新書ぐらい読めますし
数学などを独学できれば大学までの専門書を読めるので罠を見破るだけでなく
教養ある大人としての会話もできますね。
罠を見破るための教育が必要とされるのは、ちきりんさんの次の記事が詳しいですね。下から7割が対象だそうですが、大体当たっていると思います。上3割は理系進学するので、罠を見破るのみならず大学での専門教育に耐えうるレベルが必要ですし。https://t.co/AHI0rL47Gd
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
結論は、教養を付けて罠に引っかからないためには『本を読め!』という結論です。もっとも、教養に限らず専門を身に付けるのも大体は同じですが。以上で、連続ツイートを終了します。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年12月17日
つい先日、水素水にやっぱり効果が無かったというのが調査で実証されましたが、以前から胡散臭いとかは言われておりました。それでも購入する層が居たのでしょうが、教養がないと色々なことに引っかかりやすくなるのですね。ああ、もったいない。
教養の身に付け方に関しては、『本を読むこと』で特に新書を読むべしと推してはいます。ネットですと、ジャンルにもよりますがキュレーションサイトは信用が取れない可能性がありますからね。
参考記事:「教養への考え方」が変わります~出口治昭著『人生を面白くする本物の教養』書評~
WELQ騒動についての見解~無料でも有料でも医療情報はデマばかり~
(12月18日追記)注意:
ブックマークの中に、
ネットに限らず本だって必ず本当のことが書いてあるとは限らん。
という指摘がありました。ごもっともな指摘で、記事執筆段階ではこの文言を入れようとしましたが入れずに公開しました。
特に医療系の本はWELQ騒動の記事でも触れましたが、医師によって主張が異なり何が真実か分からないケースが多々あります。 新書ではやはり物足りないというケースもあり、罠を完全の見破りたければ学問を本質的に極める必要が有りそうですね。
お金がかかるから本を購入できない人は?
とはいえ、本にはお金がかかります。新書は、大抵1000円以下で文庫ですと500~600円で購入できますが、それでも日々の生活に追われていると出費がかさみます。そういう方は、何かの出費を削ってでも本を購入してみるべきと考えます。最初の職場とか、夜のお店とかパチンコの話題が出ているようなお世辞にも教養のある人が集まっているとは言えない職場ですが、本を読んでいるのか気がかりです。年間4冊が目標でしたので、ビジネス書なんかでは読まなさすぎと言われそうな数値ですが・・・
参考記事:「いらないこと」リスト~彼女なんて要らないもん!~
ちなみに、エリート向けの教養とは何ぞやと知りたければコチラをどうぞ
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