アニメ南鎌倉高校女子自転車部1話感想を書いていきたいと思います!
南鎌倉高校女子自転車部の原作漫画は3巻まで持っている笹史(@sasashi1992)です!
すでに2話の放映が始まっていますが、アニメ南鎌倉高校女子自転車部の感想と少し考察を書いていきたいと思います!
お品書き
1.話の感想を書いていく
A.アバン~Aパート
今作の主人公、舞春ひろみは今日から高校生です。久しぶりに自転車に乗るということで母から心配されるも、「一度体が覚えたことだから」と振り切って出発します。
長崎から引っ越してきた設定ですが、長崎では自転車乗らなかったのですかね?
自信満々に出発したひろみですが、ペダルを踏んで漕ぐことも忘れていたようで前途多難な歩み出しです。
眼鏡の少女、秋月巴に・・
お約束なのか、衝突します。
この手のシーンは創作上のお約束です。現実では頭を打つと、最悪くも膜下出血や脳出血であの世行きに成り得るので笑えないですね。
頭の打ちどころは悪くなかったのか、ひろみは巴と自転車に一緒に練習するも上手くいきません。
そして、ひろみは
この地球には、自転車に乗れない遺伝子を持った人がいるんだ。そして、私はそっち側・・
という自虐的な言葉を吐きます。本当に、小さいころに自転車に乗れたのか怪しいですが、実は自転車に乗れたのには裏があります(後述)。
それでも練習の成果が出て何とか自転車に乗れるようになったひろみです。
とはいえ、自転車通学は今の段階では危ないので自転車を押していくことになったひろみです。少し経つと、ひろみを祝福するように鎌倉の海が見えてきたところでAパートが終了します。
B.Bパート
本格的な自転車で南鎌倉高校に向かう森四季と出会い、富士山を見たり
朝ご飯をトンビに取られたりしながら南鎌倉高校をひろみ達は目指します。
2人は南鎌倉高校に到着し、ひろみと巴が同じクラス(1年B組)と分かり、2人はこれからよろしくね状態となります。
場面は入学式へと移り、
巴とひろみの担任が登校時に遭遇した森四季先生と判明します。登校時に出会った人物が担任というのも、創作物のお約束のパターンですね。
四季先生の、
つまり、望みさえすれば北海道の端から沖縄の南端まで
いいえ、その気になれば海を越えてどこまでも良く自由があるのです
という言葉を受けてひろみは
望みさえすればどこへも行ける自由
と外に手をかざしていきます。
四季先生の言葉に感化されたひろみですが、電車や飛行機で遠くに行けるお金なんてそうそう無いと嘆きます。バイトでもしない限り、高校生はお小遣い頼みですからね。。高校ではアルバイトはなぜか禁止されていたりしますし(今思うと、受験にしか使えない勉強より余程重要であると考えます)。
その時、女性が自転車で走るのを見たひろみは巴に自転車で走れば「何処へもいける」と憧れを語り、練習するシーンで1話は終了します。
2. 原作との違い
本話は、【アニメ化決定】南鎌倉高校女子自転車部1巻感想~先は長そう~ でいう1~3話に相当する部分となります。大まかな流れは、全く原作の通りですが細かいところで違いがあったのでいくつか取り上げます。
A.入学式でぼっちからの妄想をするシーン
ひろみが、入学式の学園長の話中にボッチ飯→体育2人組いない→成績不振→引きこもりでアニメ・漫画・ネットが趣味という妄想をするシーンです。原作でも、落ちこぼれ≒転落つながりで自転車で転落したことを思い出すシーンはありますが、アニメ・漫画・ネットが趣味までは行ってないですね。
イ.自転車に乗れたのは実は補助輪付きという種明かしのタイミング
ひろみの母が、ひろみが昔自転車に乗れたのは補助輪付きであるのを思い出すシーンは原作漫画では原作1話でひろみが巴に自転車に乗れなくなったのを告白する場面の直後です。しかし、アニメでは原作3話相当の終了後のED後まで明かされません。原作と場面の内容は変わらなかったので、単純に演出上の理由でしょうか。
3.まとめ
おそらく、本作はひろみ達が自転車を通じて「どこまでも行ける」というのを実感して成長していくシナリオになると思われます。2話以降も期待してみたいと思います。
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