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日本の雇用にも長所がある! 新卒一括採用だけはメリットである!

日本の雇用体系を過小評価しすぎる一部知識人には与しません。

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細かい不満点はあるものの、日本式の雇用システムは欧米より優れていると感じる笹史(@sasashi1992)です!

 

日本式雇用を批判するブロガー諸氏や知識人は見飽きるほどよく見ますが、日本式雇用を世界に広めるべし!という人は正直見ません。

 

あれほど日本凄いブームがあってもです。それどころか雇用に関しては、解雇規制を緩めろとか年功序列を辞めろだのと、欧米を見習え的なことばかり叫ばれます。

 

しかし、欧米の雇用はすばらしいのでしょうか? そうとは思えません。本当に雇用制度が素晴らしいなら、トランプ大統領の誕生もフランス大統領選でのルペン氏の健闘もあり得るはずがないのです。

 

欧米の雇用制度も欠点が多いのです。特に大学卒業後の若者がただ働きで生活が苦しいみたいな記事を見たので、今回はそれについて書いていきたいかなと。

 

 

 

お品書き

能無しの大学卒業生は「ただ働き」! ~アメリカに新卒という言葉はない~ 

ア.石の上にも3年どころか、卒業後3年でスタートラインに立てるアメリカの大学卒業生

特に顕著なのは、大学などを卒業した後の新卒の就職に関しては欧米は欠陥的な制度を抱えているなと思います。次の記事とか、アメリカの大学生は大学卒業後自動的にただ働きとか厳しいなぁと思います。

 

日本でも最近インターンシップとか言って、就職前に職業の体験をする制度が導入されつるありますが、本場アメリカの実態はこんな感じらしいですね…

学生が企業などで実際に就業体験を積み、ビジネス感覚を養うインターンシップ制度。米国では、インターンの経験が認められて正式採用となることは多い。だが、「無給」の学生が社員と同じように働かされるケースも珍しくない。学費などを払うための学生ローンや留学費用などが重くのしかかる若者の間では、「ただ働き」との不満もくすぶる。インターン期間は3年に及ぶこともあり、経済的に余裕のない若者や留学生にとっては死活問題になっている。

もう暮らせない 「ただ働き」に不満、米インターン事情 :日本経済新聞

3年間インターンで「ただ働き」するくらいならば、もしかしなくともフリーターしている方がマシですね。冗談抜きでこれでは、刑務所以下です。

 

日本では新卒一括採用でよーいドンで「石の上にも3年」とか言って、新卒で合わなくとも3年は我慢しろとかいう風潮で3年で一通り社会人としての基礎が身につくとされています。

 

これが、アメリカですと3年でやっと職にありつけるということで、スタートラインが違いすぎるなぁと。アメリカに「新卒」というワードは無いのです。

 

 イ.日本のブラック企業・ブラックバイトはアメリカのインターン学生からしたらホワイト企業という話!

日本でも新卒すぐにブラック企業に就職したり、学生でもブラックバイトが云々という例が知られていますが、アメリカの「ただ働き」インターン学生からしたらホワイト企業に思えてくるというあら不思議。

 

■昼食代さえ出ず

 「アートディレクターともう1人の社員以外は、私を含めみんなインターン。社員と同じように働いていたのに給料はもらえなかった。まさに搾取だった」。カリフォルニア州ロサンゼルスのグラフィックデザインスタジオ。美術系の専門学校に在学中の23歳の女性は「就職に必要な経験を積むため」にインターンをしていた。だが実際はキャラクターを描いたり、動きをつけたりと、朝10時から夜7時すぎまで社員と同じ仕事をこなした。昼食代さえ出ずに、「ほかのデザインスタジオにはおいてある軽食すらなかった」。腹をすかせながら日々スタジオにこもる生活に我慢がならず、やめることを決意した

 インターンが「ただ働き」の隠れみのになっているとの批判は少なくない。優秀な学生インターンに給与を払う企業もあるが、「多くは無給なのが実情」(インターンシップ仲介・ステージUSAのフルール・シアーさん)。「特にニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では申請者が殺到するため、企業も足元をみている」

フルタイムで働いても給料どころか昼食代すらでないとは...  やりがい搾取ならぬ、スキル搾取ですねこれはと言いたくなる。

 

日本のブラック企業では薄給云々という言葉が出ますが、薄給ながらも給料が出るだけマシです。日本のブラック企業の話をアメリカの大学の卒業生にすればインターンという名で「ただ働き」をさせられるのに比べればホワイトだって、鼻で笑われそうです。

 

別にブラック企業を擁護するわけではないですが、日本の企業は「新卒一括採用」という形で雇ってくれるだけ能無しの若者に優しいなぁと見直してしまいました。

 

 

終わりに:私みたいなポンコツでも正社員になれるのは、日本の「新卒一括採用」システムの賜物

自分とか、新卒一括採用で就職したのに

「適性のない仕事」に就職すると3ヶ月でクビになります@食品製造 -

3ヶ月でクビになるポンコツなので、これでアメリカの大学生なら未だにフルタイムでの経験を1秒も積めてないでしょう。

 

日本の大学生も就職活動が厳しいとかよく言いますが、面接と履歴書書けばポンコツでも企業をえり好みしなければ(それどころかあわよくば大企業に新卒プラチナチケットで)入舎できるのは魅力です。 

 

はっきり言って、日本の雇用システムの最大の長所は「終身雇用」より「新卒一括採用」システムなので、このシステムは憲法よりも守るべきかなと思う

 

横並びも悪ではないと思います

 

とはいえ、逆に言えば新卒でレールから外れてしまうと途端に就職が難しくなってしまうのでレールから外れてしまった方には

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のような就職エージェントを活用して2人3脚で就職活動してみればいかがでしょうか?

 

 

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