ホリエモンの著書は結構買いましたね…
ホリエモン著書ハンターの笹史(@sasahi1992)です!
ホリエモンの本を結構集めたなぁと思い、上の写真のように著書を集めてみました。今まで記事にした著書,していない著書様々ありますが購入の手引き的なことも兼ねて紹介&感想を書いていきますね。
お品書き
1.『本音で生きる』
私が、人生最初に購入した堀江本です。本のテーマは、「本音で生きる」ためには「とにかく動け」という小学校で習うレベル(が、小学校では決して習わない。詳しくは後述)主張に尽きます。それ以外の主張は無く、手を変え、品を変え「とにかく動く」重要性を語っているにすぎません。
ホリエモン自身もこの本について、「はじめに」にて
本書では、あなたがもっと簡単にジャンプできるような話をしたつもりだ。それもいたって当たり前のことがほとんどだ。僕は、いつも誰でもできることしか話さない。しかし、たいていの場合、それをやるかどうかで、その後の結果は変わってくる。バンジージャンプのひもは渡す。その後飛ぶかどうかはあなた次第だ。
と当たり前のことしか語ってないと言及しています。
そして「はじめに」のラストで、
本書を読んで、自分にとって必要なことに気づいたら、きっともうこの本はいらなくなる。それがこの本が望む到達点だ。そして僕も、もう二度とこういう本は書かないと思う。
とこの本が不要となることを望んでいたのですが… どうやら、ホリエモンの願いはかなわなかったようです。
2.『ウシジマくんVSホリエモン 人生はカネじゃない!』
漫画『闇金ウシジマくん』の愛読者であるホリエモンが、『闇金ウシジマくん』のシーンを題材に世間の一般人が「奪られる側」に回ってしまう&気づかない理由を解析し、ビジネスに応用できる「奪られる側」から抜け出る方法の伝授を行っていきます。
『闇金ウシジマくん』が題材とはなっていますが、ホリエモンが分かりやすく解説してくれますので、『闇金ウシジマくん』を全然読んだことない人でも楽しめる本となっています。私も全然読んだことありません~
本書を読んだ感想はコチラ→ライブ体験をありがたがっていませんか?~「ウシジマくんvsホリエモン人生は金じゃない」感想~
3.『99%の会社はいらない』
本書のタイトルだけ見ると、『会社不要論』?と思えてきますが、要するに「他人の時間」を生きていませんか?ということを問いたい本です。
なぜ、ホリエモンは一般人より遥かに忙しく働けるのか? という疑問に答えた本です。結論から言うと、「自分の時間」を生きているからなのですが、「他人の時間」を生きている人が多いと苦言を呈しております。それに気づけば、ホリエモンが「会社がいらない」と主張する理由も自ずと分かってくるでしょう。
ただ、「他人の時間」を生きてしまう根本的なルーツまでは本書中では取り上げられておらず、後に発売される『全ての教育は洗脳である』という本に譲ることになります。
4.『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね』
2ch創設者として有名なひろゆき氏との対談が雑誌で連載されていたもののベストセレクションとなります。他の著書と異なり、中身が時事問題が中心であるので、現在では旬が過ぎたような話も数多くあります。ただ中身こそ旬は過ぎているものの、2人の考え方は見習うことが多いなぁと感じました。もちろん今でも十分通用する時事問題もありますが。
ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~
- 作者: 堀江貴文,西村博之
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ちなみに本書は表紙の撮影以外、2人は直接会って対談したわけではなく、全てLINEでの対談です。あとがきで、そのことに言及するという徹底ぶりです。
5.全ての教育は「洗脳」である
ホリエモンは学校不要論を持論として持っているのですが、なぜ学校は要らないのか? それは国民国家という存在が無くなっていくからだという持論を展開し、学校無き時代の「学び」について伝授していく1冊です。
著者のホリエモンとしては、『好きなことだけで生きていく』と対の本ということですが、個人的には『99%の会社はいらない』という本と対という印象が強いかなと思います。
本書関連の記事はコチラ→学校では教養はつかない。ホリエモンの教養論~『全ての教育は「洗脳」である』~
学校へ行くのは時間の無駄!~学びたければ「没頭」せよbyホリエモン~
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (2件) を見る
6.『好きなことだけで生きていく。』
この本は、『好きなことだけして生きていく』にはどうしたらいいのか?ということを語っていく本です。
『本音で生きる』並みに当たり前のことしかこの本には書いておりません。では、なぜそのような本の出版に踏み切ったのかは→ホリエモンからの最後通告~「好きなことだけで生きていく」書評~ を参照ください。
他の本書関連の記事はコチラ→これからの社会人に必須なスキルは「質問力」です。
7.『多動力』
直近の著書です。「1つのことをコツコツやる」という日本人のメンタリティを徹底的に批判して、それではこれから通用しないとマインドを変えていく本となります。単行本ということもあり、ややお値段は高めです。ただ、新書のホリエモンボンと違いやるべきことリストが載っているので「やるぞ!」と決意しても動けない読者は形から入れるので自然と心構えが変わっていくことは間違いなしでしょう。
この本の感想記事はコチラ→ホリエモンの著書「多動力」から学びを3つピックアップしてみた
終わりに:ホリエモンの本を読むに当たって一番重要なこと
それは、ホリエモン自身も著書で散々警告しているのでブログで言う必要は無いでしょうが、読んで参考になったと思った部分は「行動に移す」ということでしょうか。基本的にホリエモンの本に限らず、ビジネス書ないしは自己啓発書という本の全てに言えることでしょうか。
そうして行動に移していけば、ホリエモンの本なんて「何今更当たり前のこと言ってんだコイツ」ということになり、役目を終えるでしょう。それがホリエモンが本を書いた狙いでしょうが、まあ自己啓発書やビジネス書の常で役目を終えることは無いでしょう。
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