今後は「働かざるもの食うべからず」どころか、「働たらいても食えない」何ですかね…
働いているときの昼食は仕事のことで頭が一杯過ぎて、パン1個しか喉を通らなかった笹史(@sasashi1992)です!
いつものように、Twitterをブログネタのために漁っていたら
30年代「働けば大陸の土地が手にはいる」
— 労働者 (@Black_Post_Bot) 2017年12月11日
40年代「働けばアメリカに勝てる」
60年代「働けば世界で評価される」
80年代「働けば家が買える」
90年代「働けば子供を学校に行かせられる」
00年代「働けば子供を産める」
10年代「働けば飢えずにすむ」#たんだんショボくなる夢
こんな風に、労働をしても生存の最低基準レベルしか達成できなくなっているんですよね。
労働というのは私を含めて大半の人は「生きるために行う」もので、ことわざとして「働かざるもの食うべからず」という言葉もある位、働いてないものに対する風当たりは冷たく生存権すらありません。
ところが、10年代で「働けば飢えずにすむ」のがやっとであれば、「働かざるもの食うべからず」という言葉はウソになります。
おそらく、次の20年代は「働いても食べられなくなる」というワードが上のTwitterに当てはまりますね。
というわけで、今回は「働かざるもの食うべからず」というのが嘘になっていくことを書いていきたいかなと。
お品書き
1.「働かざるもの食うべからず」はなく「働いても死ぬ」or「働いたせいで死ぬ」時代
「働かざるもの食うべからず」といいますが、現代ではワーキングプアという言葉が一般的なように仕事内容によってはフルタイムで働いても「働いても食っていけない」時代です。
いや、「働いても食っていけない」だけならともかく、過労死や過労自殺など「働いたせいで死ぬ」という労働の目的とは真逆な現象も起こるのは日常茶飯事です。
「働いたせいで死ぬ」のに関してはワーキングプアな仕事だけでなく、大企業に就職しても発生するので社畜である限り誰も高みの見物はできません。
参考記事 「脱北」ならぬ「脱日」が起きます~電通と外国実習生の過労死の根は同じ!~
政府も一応一部職種の給与を月3000円だけ上げるというポーズを取っているだけで、全ーーーく当てにならないですし、某半島国家にミサイルを打たれる前に、働いても飢えるor過労死or過労自殺という3択で日本国民の大半が絶滅する可能性の方が高いですね。
ニートなんかに、親や世間が「働かざるもの食うべからず」という風潮でとにかく就労を強制することがありますが、無理やり就労した結果「働いても食っていけない」とか「働いたせいで死ぬ」ことになったらどう責任をとるのでしょうか?
むしろ、ニートだろうが食えてるなら勝ち組であるんじゃないかとすら思えてきます。
2.真っ先に「働いても食べられなくなる」のは、社会不適合者である
Atusi@ソラノカケラさんの「お前ら、社畜で人生楽しいか?」で、労働力が余ってきているという現象について良いことを言っていますので引用します。
金銀財宝とか希少価値があるからこそ、安く買い叩くなんてことは絶対に出来ませんし、食い物でも物が溢れてるから並の生産者は生きることが出来るか怪しい収入しかなりませんしね
仮に労働者の人口が滅茶苦茶少ないってのなら、何処の企業も手厚く保護するはず
現代のように蔑ろな扱いってのは「無くなっても惜しくない」ってことの裏返しなんです
本当に現代の労働ってのは価値が全くない
それなのに「労働は素晴らしいもの」とか「苦労は買ってでもすべき」とか無償でもやるべきみたいな価値観があるせいで、余計に価値が無くなり安く買い叩かれる
更に労働力過剰を産んで、価値がまた落ちてと悪循環
太字部とか、本当に完全同意で過労死にしても「働いても食えない」薄給なワープアにしても、元々の日本の悪習に加えて就労の価値が低下というが直撃した結果に過ぎません。
とはいえ、等しく就労の価値が低下するわけではなく真っ先に就労で買いたたかれるのは、仕事ができない社会不適合者です。
社会不適合者とは違いますが、障碍者雇用の件についてAtusiさんに質問をしてみたのですが
読者の方ですね!有難うございます!
— Atusi@ソラノカケラ (@Atusi_sora) 2017年12月12日
障害者雇用は完全に利権がらみで障害者雇用では働くのはためらいますね
それでもそれしか無いと言うのであれば元をある程度作って個人で稼ぐ生活が一番かと #質問箱 #peing_suraimulv5 https://t.co/NVi3U2qiWF
本当に利権絡みで、生活できる額とは程遠い。
障碍者雇用でスト私が求人を見た時ですと、フルタイムの週5で額面(手取りではないです)13万円台という求人を見ました。
さすがに13万円台は1つだけでしたが、額面20万円以上の障碍者雇用は1つも無かったですね。
もちろん、障害者が全員社会不適合者なわけではありませんが、巷で最近よく言われる発達障害ですと、社畜を続けていると社会不適合者になってしまう可能性が高まるのではないのでしょうか?と思いますね。
Atusiさんの次の記事によりますと、月給20万行かないと1人暮らしですら満足に送れないということですので
実際には月給20万というのは贅沢でもなんでも無く、下手すればこれでも生活保護の暮らしを下回るかもしれない額なんですよね
一説には30万クラスの暮らしとかいう話も聞きますし・・・
それに国が試算した結果だと、一人暮らしでまともに人間らしい生活をおくるために必要な額が手取りで21万だということを聞くと、むしろそれ以下という恐ろしいことに・・・
結婚なんて考えられないのは当然の結果です。
ちなみに、私は今までにフルタイムの職場を4つ経験しましたが、月給が20万以上だったのは1つだけ(残業込みで)でした。
現状でこれなので、AI・機械化が進み、ハングリー精神のある外国人労働者と競争したら更に就労という椅子は少なくなり、取り合いが激しくなるばかりです。
こうなると、真っ先に椅子取りゲームに負けて社畜だと食べられなくなるのは社会不適合者です。
終わりに:社会不適合者は脱社畜で就労の椅子取りゲームから飛び降りろ! それが生存に最低条件になる日も近い
「働かざるもの食うべからず」という言葉はそもそも社会主義を推し進めたソ連の初代指導者のレーニンが、資本家を批判する意味で言った言葉でした。
ところが現代では資本家になれず社畜という過酷な資本主義の椅子取りゲームに参加できない、社会不適合者に牙をむいてくる言葉になっています。
レーニンもあの世で泣いているに違いありません、特に現代日本を見て。
それどころか、「働いても食えない」時代に突入しつつあるので、社畜の椅子取りゲームに負けてしまった、社会不適合者は否応なく脱社畜という選択肢を強いられることになります。
ここで無理やり踏ん張って激務薄給な社畜の世界で生き残っても、さらに時代が進み、社会不適合者だけでなく一般人も椅子取りゲームに敗北などで脱社畜のジャンルに手を出していくと、脱社畜でも椅子取りゲームが起きてしまい社会不適合者がやっぱり敗北する可能性もあります。
という訳で、幸運にも(?)会社勤めな社会不適業者は社畜はクビにならない程度に切り上げて社畜を脱出する戦略を一刻も早く考えるべきですね。
というか、現在無職やフリーターな社会不適合者の皆さんは正社員≒社畜の椅子取りゲームに参入するよりも、脱社畜に全力で集中すべきと断言します。
そのための戦略としては、
で少しづつ紹介していくので、これ以外にも自分に合った方法で脱社畜を目指してください! 健闘を祈ります。
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