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ウーマン村本こそ愚民である。

本記事の主張は表題の通りです。

 

次の記事をご覧ください。


 

東京大学教授井上達夫氏が2018年元旦に放映された「朝まで生テレビ!元旦スペシャル」(以下「元旦朝生」と略記)の中での、憲法9条と安全保障問題に関するウーマンラッシュアワー村本大輔の件で上の記事でコメントしていくので引用しつつ自分の意見を述べたいと思います。

 

  第1に、村本が「自衛隊がなんで違憲なんですか」と質問したのに対し、私が「君は憲法9条2項を読んだことがあるのか」と聞くと、「ありません」と答えたので、私が「自分の無知を恥じなさい」と言った。これに対し、村本は、自分は普通の庶民の声を代弁しているのだとし、自分への批判をかわそうとした。これは実に卑劣な論点回避であるだけでなく、彼が庶民を愚民視していることを暴露するものである。

 村本の憲法9条2項すら読んだことが無いというのは、大学教授でもない一般人である私から見ても流石に無知であり、「自分の無知を恥じなさい」叱責を受けてもやむを得えません。

 

憲法9条の条文はコチラとなります。

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

村本は この文章も読んだことが無いのでしょうか? 

 

ウーマン村本に関して、はっきり言って政治的発言を、ましてや公の電波で発言する資格はないと思います。

 

井上達夫の時間を無駄にしないでいただきたい。

 

井上達夫は本記事においてウーマン村本だけでなく護憲派学者等の「エリート知識人」を国民を愚民と見なす存在として批判しています。

 

また次の部分では、英国のEU離脱国民投票のにおいて国民投票をポピュリズムとして否定した連中も「エリート知識人」であると批判していますね。

EU離脱英国国民投票が離脱派による「愚民誘導」の結果だとする虚偽の情報を日本で流布させているのは、国民投票を危険なポピュリズムとして否定することで、9条をめぐる憲法改正国民投票の機会を国民から剥奪しようとしている護憲派学者たち、国民を愚民視する「エリート知識人」たちである。村本は、エリート知識人ぶって、「国民投票=愚民誘導」論を恥ずかしげもなく振りかざしている。国民を愚民視しているのは私ではなく、彼である。

 

英国EU離脱の本ブログの見解はコチラです。

英国のEU離脱はナショナリズムの勝利である~イギリスEU離脱決定~ 

 

英国EU離脱で騒ぐのはグローバル経済のせい 

 

 

元々、東大教授という学者として活動してきた井上氏は近年一般人向けの著書を書き始めるようになったのですが、これは赤線部のように「統治の主体」つまり統治に関して責任を持てるように自己啓発を促す思惑があります。

 

 学界や論壇の中で研究活動・言論活動をしてきた私が60歳を過ぎて、一般市民を名宛て人にした上記のような著作を刊行するようになったのは、国民が「統治の客体」ではなく「統治の主体」になるための政治的自己啓発を支援したいという思いからである。政界・官界・司法界のみならず言論界でも日本のエリートたちは欺瞞化し堕落しており、国民自身が統治の責任主体として自己を成熟させない限り、日本はまともな立憲民主主義国家になれないという危機感が根底にある。

 

次の本は私も所持していますが、法学を専攻してなかったとしても読める一般人向けの内容となります。リベラルとありますが、徴兵制等の日本のリベラルが嫌いそうな内容もありますので覚悟して読んでください。

もちろん、保守派の皆さんも天皇制廃止という都合の悪いことが主張されていますので読むべきでしょう。 

 

かくいう自分も全部読んだわけではないのですが、中々左右の陣営に固まった連中の意見ばかり聞いていますと統治の主体にはなれそうもありません。

 

少なくとも、村本が愚民であることだけがわかりましたね、この1連の騒動では。