「マルのヨンコマ」、アニメ版ではあまり見ることの出来なかったAqoursの日常を垣間見れる快作です。
お品書き
「マルのヨンコマ」概要
作画/竹之内トシオ
原作/公野櫻子
キャラクターデザイン/室田雄平
定価 (本体900円+税)
2018年3月10日発売
掲載媒体/電撃G’sマガジン
今回の単行本には、カラー版とカラー版を焼き直したモノクロ版の両方が衆力されています。話の内容的には同じですが、カラー版は4コマ×2本の1ページに対してモノクロ版はカラー版を普通の漫画に再構築した作品で少しだけストーリー性があるのが違いです。
モノクロ版は、
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本作の感想
本作は女流作家が将来の夢らしい国木田花丸が、Aqoursのアピールのためなぜか漫画を書くことになってしまい漫画を描いていく...というストーリーです。アニメ版のように廃校の危機やラブライブ!というストーリー性は1巻時点では皆無でAqoursメンバーの日常が様々なシチュエーションの元1話完結で描写されています。
サンシャイン!!の公式コミカライズは他にもう1作ありますが、現状(2巻終了段階)ではメンバー加入の描写が中心で9人が揃っての日常作品は公式コミカライズでは本作が唯一となっています。そのような貴重な作品のため、100ページ強の分量ながらμ'sも含めたラブライブ!のコミカライズの中でも上位クラスで楽しめました。
アニメ版もこんな雰囲気で始終進んでいけば、賛否両論(最終話は1期・2期ともに否が多いですが)ではなく安定して高評価だったかもしれませんね。その代り、ラブライブ!サンシャイン!!の根幹は書けなくなりますが。
おまけですが、表紙をめくると、こんな感じで1コマでメンバーそれぞれがポーズをとるのが地味に良かったです。