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「10年後の仕事図鑑」感想~未来は誰にも分からない~

「10年後の仕事図鑑」を購入したので感想を書いていきたいと思います。

 

今回は、堀江貴文氏と落合陽一氏が対談ではないものの互いにポイントを示しながらAIの台頭を軸にして「これからの仕事」について語っていっていますね。

 

堀江氏と落合氏は投資家と大学教員という立場の違いはありながら、どちらの主張も自身で思考を深めてみる価値のあるものばかりで最近買った本の中では収穫の多い部類の本でしたね。

 お品書き

 「10年後の仕事図鑑」の概要

本書の構成としては、以下の通りとなっております。

はじめに なぜ今、人生のグランドデザインを考え直さなければいけないのか? 堀江貴文
Chapter0 激動の時代を生きるあなたへ
Chapter1 すべてが逆転するこれからの働き方──組織から個人へ、労働から遊びへ
Chapter2 なくなる仕事・変わる仕事
Chapter3 生まれる仕事・伸びる仕事
Chapter4 お金の未来──“マネー”としてのお金は廃れ、信用が価値を紡ぐ時代へ
Chapter5 日本の幸福と社会について──学校・高齢化社会・テクノロジーの未来を考える
Chapter6 ピュアな情熱に導かれた“自分の人生”を生きよ
おわりに ポジティブに21世紀を拓くために 落合陽一

「 はじめに」は、本書のねらいとこれからのながれについてガイダンス的なことが書かれています。堀江氏は、冒頭から「未来を考えるのは嫌いだ」今を懸命に生きることが重要だということを言っていますがその主張の真意は本書を一通り読み進めていけば分かることでしょう「Chapter0」ではAIの台頭により今までの「普通」が「普通」でなくなるという現実とそれによってどう働き方を、いや生き方を変えていくべきかを2人が超ザックリと語ります(詳細はこの後で語ります)。

 

「Chapter1」はAIによって働き方がどう変わるかを、主に会社という存在の在り方の変化と労働が遊びと化していくという2点を軸に語っていきます。

堀江氏の主張に関しては、主に「99%の会社はいらない」という新書がベースとなっているのでここでの主張をもっと掘り下げたいという方は購入すると詳しく知ることができます。

 「Chapter2」と 「Chapter3」ではAIによって無くなる仕事および役目が変わる仕事、逆にAIのおかげで増える仕事?の紹介が行われます。結構メジャーな仕事も消える仕事にリストアップされていますが、あくまで堀江氏および落合氏の主観でしかありませんので鵜呑みにし過ぎないようにと著者本人から語られます。

 

「Chapter4」では、お金の本質が信用であることから現金という形から変わっていくという論調で信用を作っていこうという論旨です。

 

「Chapter5」においては、仕事という範疇を飛び越し日本の社会がどう変わっていくかが語られています。このchapterで一番なるほどと思ったのが、落合氏が日本と欧米(これもアメリカやヨーロッパでは違いますが)の価値観は違うので日本固有の幸福を求めるべきではないかと主張した部分ですね。 「Chapter6」は本書のそうまとめで、「自分の人生をいきよ」という一言に纏められます。

 

「 おわりに」は本当にあとがきですね。落合氏の主張は下の本をたたき台にしたらしいので、機会があれば読んでみたいと思います。

 本書での気づき的なもの

ア:エンジニアはだれでもできる仕事である

そもそも、プログラミングは一部の人にしかできない専門職ではない。安価で技術を学べる学習サービスが次々に誕生しているし、いずれエクセル程度に誰もができるようになる。「10年後の仕事図鑑」p84

 本書では、プログラミングに限った記述ですが機械設計等、プログラミング以外も別に一部の人しかできないということはなく最低限の知識さえれば文系出身だろうが中卒だろうが参入できますね。

文系からエンジニアを目指せ!~機械設計&プログラマーへ就活~

 

イ:日本の「幸福」を見つけるべし

欧米を目指して「幸福」を語っていても、日本人はいつまでたっても幸福になれないし、個人や社会という言葉も、明治時代に欧米を見習って発明したものなので、おそらく日本には合っていない。いっそのこと江戸時代まで戻ってしまえば、もっと日本人に合った幸福が見つかるはずだ。

p180

 この手の言論人は、日本の風習は古い、欧米を見習えという主張が多かったのでこの手の発言は貴重です。AIが台頭し否が応でもいままでの価値観が通用しなくなる中、古来の日本の価値観を見直すのも重要だと思います。

ウ:ホワイトカラーは過去のもの 

そんな時代に何が起こるかというと、労働力を提供して資金をもらっていた人間は、たとえホワイトカラーであっても価値がなくなっていく。10年後なのか、20年後なのかはわからないが、一生懸命プログラミングを覚えたとしても、ただ労働力を提供しているだけでは無意味になる。もはやそんなホワイトカラーの正社員は、会社にとって負債になるのだ。 p43

 ホワイトカラーは過去になるという話はよく聞きますが、こう考えると文系学生が多く就くホワイトカラーや営業職(本書では営業職もAIによって需要が減少するとあります)も無くなりますし、理系学生が多く就くエンジニアもだれでもできる仕事になっていくので本当に大学って不要になって行くと感じますね。

まとめ

 

「10年後の仕事図鑑」という題名ですが、思った以上にAI台頭による生き方の変化に踏み込んでいるのでAIと社会の変化の関連性について知りたい人は必読です。

 

そして、この本を読んでいくと、これまでの働き方ではいけないと感じる方も少なからず出てくることでしょう。「これから通用しない働き方をしているなぁ」と思った方には転職を考える方もいるはずです。もちろん無計画な転職は良くないですが、10年後を見据えて働き方を変えるために職場を変えてみよう!というのは全く悪い事ではありません。

 

もちろん、決意するだけではダメで実際に行動に移す事が重要なのは言うまでもありません。そのための転職サービスや転職エージェントを紹介した以下の記事を用意いたしましたので、登録して10年後の働き方を変える第1歩を早速踏み出してみてください。

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また、大学生でこの本を読んでいる方も多いでしょうがそのような方には新卒就職からリクナビやマイナビと言った一般的なサービスだけでなく、以下の記事で紹介しているような少し意識高めのサービスも併用して就職活動を勧めてみると10年後の労働環境でもうまく立ち回れるでしょう。

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