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仕事も人生も娯楽でいい~動け!、動け!~

 

堀江貴文氏の著書、『仕事も人生も娯楽でいい』を読破?したので感想を書いていきます。

 

 

お品書き

 

 始めに

 

ホリエモンこと堀江貴文氏の新書『仕事も人生も娯楽でいい』ですが、今回は過去の著書からの名言集という形を取っています。全書読んでいるような、ホリエモン本オタクには無用な長物かもしれませんがそうでない方や、全部読んだけどどこが堀江氏の主張で重要なのか知りたい方はおススメします。今回は単発の名言×200強の態を取っているので、自身がこれは同感だと思った名言には〇を、これは個人的に同意できないものには×を、部分的に同意できるのには△を付けて数行程度で解説します。

 〇:同意できる主張

 003:コミュニケーションはインプットがあるから面白い

堀江氏曰く、一方的に自分が話すだけの講演会はアウトプットばかりでつまらないということですが一番目を引いた部分は、

講演会に来てくれるお客さんには悪いが、「botでいいじゃん」と思うし、「僕の考え方を知りたければ。本を読んでよ」とも言いたい。 本書p22

ですね。

 

一方的に話すだけなら本で十分ですし、声と顔出ししたければyoutubeで動画配信するという手段もあるでしょう。個人的には、わざわざ講演会に来る人たちは滑稽で情報弱者なので、情報強者な堀江氏に追いつくことは一生無いでしょう。

 

本書とは直接関係はないですが予備校なんて無駄だと以前記事で書いたことが有りますが、大体理由は堀江氏の主張と同じですね。

塾・予備校は行くだけ無駄!~金と時間を費やして私立進学の話をする~ 

 

093:働いていれば、ひとりにならずにすむ

これは無職になった時に特に思いますね。働いていれば、たとえアルバイトでも必然的に会話が生まれますし、外に出ることだってできると。堀江氏曰く、尊厳も取り戻せるでしょうに。

 

かと言ってブラック企業はまっぴら御免ですがね。

 

 

154:学校で協調性は学べない

社会を学べるといっても、所詮は小学生の社会であって、実社会とは違う訳だしね。本書 p181

 小学生の社会が実社会と違うのは学校を出た方ならもう誰でも分かります。個人的に思うのは学校で学ぶ協調性の実態とは今の日本社会、ことに日大のタックル事件なんかを見ていても、協調性というよりは上意下達を学んでいるのでは?と感じますね。

 

△:同意できる部分とできない部分アリ

196:インターネットを使い倒して、教養を高めよう

「何を検索するか」「何を知るか」ーその「何を」を察知するチャンスだ p226

 確かに言っていることは正しいのですが、その「何を知るか」の前に必ず知っておくべき土台というものはあります。そういう基礎に関してはインターネットだと、知りたいことしか知ろうとしないという危険もあるんじゃないかなと少し感じますね。

 

というと頭が固いとか保守的とか言われるのでしょうが…

×:同意できません

060:日本にカジノを

それを阻止するためにも僕は日本にカジノをつくるべきだと思いますし、海外からのお客さんも呼べる沖縄のような理想的な場所がちゃんとあります。p82

海外からのお客さんなんて呼んできてはいけません、というより外貨頼みなのはどうなの?と感じます。それに外貨を稼げたとしてもギャンブル依存症の日本人が増えて実体経済にダメージを与えれば本末転倒でしかありません。ですので全く同意できません。

 

 

終わりに:同意できる部分はたたき台にしてさあ、行動!

本書を読んでみて、堀江氏の本を結構読んでいるせいか過去の主張と重なる部分が多いなぁ(過去の著書からの抜粋なので当たり前ですが)と感じる反面、未だにまだ堀江本を読んでいるところに自身の未熟さもまた感じました。

 

この手の本は、読んだだけでは意味がなく行動に移さなければいけません。実際、堀江氏自身が実際に行動できるようになれば本の役割はもう終わりだと語っているくらいですからね。最も200数個の主張全てに同意できる人もそうそういないでしょうが、せめて同意できる部分は実行してみると如何でしょうか?