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「ミリマス」同人誌!感想第2弾【3冊】

「ミリマス」同人誌をまたまた購入したので、感想を書いてみたいと思います。

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「ミリマス」同人を購入した感想を以前に書きましたが、今回も購入したので感想を書いていきたいと思います。


 

 お品書き

 

「 夢のあと」

最初に紹介したいのはこーすけさんたまりあさんの『夢のあと」です

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765プロのプロデューサーの失踪をきっかけにアイドルを引退して、秋月律子が社長を務める428プロでアイドルのプロデューサーをやっている松田亜利沙(20)がプロデューサーが失踪した真意を知るという筋書きです。

 

プロデューサーとして3人の新人アイドル(765ではなくオリジナルアイドル)をプロデュースしているのですが、

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それぞれ左から大空彩陽,多智花月(ルナ),星川光です。見た目やプロフィールからするとミリマス信号機の静香,未来,翼に相当するアイドルでしょうか。ちなみに事務員の制服を着ているのは多分馬場このみさんです。

 

この同人では最上静香が両親を説得して舞台に上がりトップアイドルになった世界観です。しかし、その翌日にプロデューサーが失踪して…亜利沙を含む765アイドルはそれぞれの道(ダンス,演技etc)に歩み出すという、基本的にサザエさん時空なミリマス本編では書きづらいパターンのシナリオです。

頼る人、いや依存する人がいなくなったありさたちは

まるで止まっていた時が動き出したかのように

それぞれの道を歩み出しました

 

亜利沙はアイドルとして潮時として運営側に転向しようとする律子についていきプロデューサー稼業の修行を始めて1年が経った時の律子の回想が、

だから一番近くて見ていられるこの仕事は亜利沙にとって天職かもしれない

でもそれは黒い部分も見続けるということ

だからこそアイドルと真剣に衝突した時

あなたは耐えられるの? 亜利沙ー

アイドルとしてアイドルと接するのとはまた違いますからねぇ。律子の懸念も当然でしょう。その懸念は...皮肉にも自分がプロデュースしていたアイドルからトップアイドルが誕生 したときに当たってしまうことになります。

 

彩陽がトップアイドルとして、挨拶に来たのですが

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「今すぐこの場から消えたい気分です」

 

律子からは、当然?窘められますが、亜利沙は失踪したプロデューサーのキモチを知ってしまったと語ります。彩陽をトップアイドルにできたけれど、ルナや光をトップアイドルに出来なかった。劣っている部分など決してない、それなのにという自責の念です。

 

その後、律子が

「私たちの胸に穴をあけて出ていった」

 と。そしてプロデューサーが帰ってくるまで場所を守りたい、そのつもりで会社を立ち上げて今までやってきたと語ります。

 

ここまでの流れは亜利沙の妄想と突っ込まれたものの、とりあえず吹っ切れた亜利沙は

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 と「みんなまとめてトップアイドルですよー!」と決意を新たにするのでした。

 

番外編~ありさのプロデュース日記~

新人Pとして奮闘する亜利沙の4コマ漫画ですが、

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 ↓

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当然の結果です。盗撮、ダメゼッタイ。

 

本同人誌の亜利沙はアイドル時代よりは意識面は相応に成長していますが、アイドルを盗撮しようとする面だけは

「まるで成長してない」

 

YURIANNE!!3

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 望月杏奈と七尾百合子のカップリングオムニバスで3作収録されています。

1作目:『ゆりあんファンタジー』(train)

 の続きで、百合子から勧められた本(ファンタジー系ライトノベル)を読んだ杏奈が例の通り百合子とネトゲをプレイするも…

 

先日読んだ本のせいで、スライムに対する認識が変わってしまい、なぜかえっちな展開となります(全年齢です)。下着姿は下手なR18よりえっちいです(繰り返しますが全年齢です)。

 

2作目:『苦手なことも2人なら』(石森さかな)

読めない感じが多いのがきっかけで、百合子が女教師気取りをして2人で勉強を始めるもこのみがセクシー不足だと乱入してきて百合になるというお話です。

 

ラストのオチは、 

・・・で百合子さんも実は勉強が・・・できなかった・・・と

 女教師百合子でなく生徒百合子でしたとさ。

 

 3作目:『今日も今日とて奮闘中』(まめでんきゅう)

百合子が杏奈のほっぺをつねる話。押し倒して、青葉美咲に見つかったりと割と恥ずかしいです。

 

 

私のいない物語

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最後に紹介するのは、木漏さんの『私のいない物語』です。百合子デビュー前の話で割と心情描写が重めな印象を受けました。

 

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 シリアスですが、ラストシーンはミリシタの出会いの場面に繋がっていきます。

 

総評

今回購入した3冊の中では、『夢のあと』が一番良かったです。アイドルを引退して、現役時代のPの気持ちに気づくというのは何と文学的でしょうか。というかアイドル引退後のアフターデイを書いている作品は同人でも少数派なので、こういう作品を見つけたら積極的に購入して感想を書いていきたいと思いますね。