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『ラブライブ!サンシャイン!!』~メンバーについて考察~

ラブライブ!サンシャイン!!』のメンバーについていろいろと考察してみました。

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お品書き 

 

1.アニメ化前の大胆予想

0.前提となる知識

スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメ化決定おめでとうございます!という訳で、前回の記事に引き続き2016年夏より放送開始の『ラブライブ!サンシャイン!!』について大胆予想してきたいと思います!

前回の記事では、『Aqoursの始まり』というタイトルで、アニメ版でAqoursがどのような動機で結成されるのかの予想を少ない情報や前作を参考に私の独断と偏見で妄想を書きまくりました。

アニメが2016年7~9月に放映されたといえ、『ラブライブ!サンシャイン!!』のAqoursのメンバーについてμ'sと違って特徴が分からないという方もいるかと思います。そのような方向けに、Aqoursの紹介Movie を公式から引っ張ってきたのでご覧ください。

アニメの再放送も有りますので、まだまだ『ラブライブ!サンシャイン!!』の新規参入は間に合いますよ。

 

メンバーの特徴が分からないと今からの内容はチンプンカンプンと思いますので。


ラブライブ!サンシャイン!! Aqoursメンバー紹介PV

以下の内容はこのPVの内容は知っているものとして話を進めていきます。

 

ア.メンバー9人の前作キャラと対応した立ち位置(推測)

μ'sと比べるのは炎上の元なのでしょうが、『ラブライブ!サンシャイン!!』が『ラブライブ!』を明確に意識して作られている以上メインキャラクター9人もμ'sメンバーを意識して設定が作られているのは間違いないでしょう。というわけで、9人それぞれについて前作のメインキャラ9人の誰に近い立ち位置かを憶測で書きます。

 千歌=穂乃果・・・発起人ですし、家が自営業なところまで穂乃果リスペクトです

梨子=?(しいて言えばことり?)・・・最初は海未ポジションかと思いましたが全然違いました。インドア派なイメージからことりがあえて言えば一番近い気がします。音ノ木坂からの転校生という立ち位置なので、前作と今作をつなぐカギになりうる最重要なポジションと思います(逆に千歌は展開次第では穂乃果の劣化コピーで終わります。)

 =凛・・・運動神経が良いところが似ています。ただ、内面は凛とは真逆です。

ダイヤ=真姫+海未・・・名家の出身であるところとプライドが何となく高そうなところがそっくりです。ただ、家の規律が厳しいということから海未の要素がやや強いですかね。

果南=海未+絵里・・・幼馴染ポジションということから、海未で面倒見のいいところが絵里に近いと思いました。

鞠莉=希・・・引っ越しを繰り返してきたという所がまさに希そっくりです

ルビィ=花陽・・・引っ込み事案な性格が花陽そっくりです。ただ引っ込み事案なのは花陽より深刻で親以外の男性と話したことのないところという設定があります。この設定や名家の出身であるところはラブライブ!ではなく他作品となりますがアイドルマスター萩原雪歩に近いものを感じます。

花丸=?(キャラの関係的な立ち位置&一人称が名前の一部であることは凛)・・・内面的にはどのキャラにも前作で該当するキャラはいないように思えます。表面的な設定だけなら明らかにルビィ=花陽,花丸=凛であることは分かるのですが… 

善子=にこ・・・キャラづくりという点でにこに当てはまるかと思います。ただ善子の場合アイドルの為のキャラ作りではなくむしろ中二病の部類ですが、今のところ他作品の中二病キャラより中途半端さは否めません。個人的には、アイドルマスターシンデレラガールズ神崎蘭子くらい世界観を作りこむとうまく話を作れると思いますが今の位のキャラ付けですと小ネタくらいで終わりそうな・・・

 

まあ、9人が前作のメインキャラのどの立ち位置に相当するかはこの位にしておきましょう。新しい情報が入れば追記するかもしれません。

 

というわけで、前回の記事で予告した通りスクールアイドルを始めることを決めた高海千歌がどうやってメンバーを集めていき上のPVや今まで出た2作のsingle のように9人揃うかを大胆に予想したいと思います!

 

イ. μ'sと異なるメンバー加入パターン

Aqoursのメンバーがどのように揃っていくかですが、まず大前提として浦の星女学院でスクールアイドルの発起人である高海千歌が次々とメンバーを集めていくのはほぼ間違いないでしょう。

 

ちなみに、μ'sは1話で穂乃果が発起人となり1話ラストまでに2年生の海未,ことりが加入し、4話で花陽,凛,真姫の1年生3人が、5話で3年生のにこが、そして8話で残り3年生2人の絵里と希が加入することでメンバー9人が揃いました。

単純にこのパターンを踏襲するなら、

1.千歌がスクールアイドルを何らかの理由で始める

2.1話で2年生の曜および梨子が加入

3.4話で1年の3人(花丸,ルビィ,善子)加入

4.5~8話で3年生(鞠莉,ダイヤ,果南)加入で9人揃う

 

となるはずです。が、それならばわざわざ予想する必要もなく7月を待てばいい話

です。μ'sとAqoursでは当然舞台設定も異なりますし、メンバーの設定も

異なります。もっと言うと、加入順番を前例踏襲でやればまたこのパターンかと切られる可能性も高まり『もしあのアニメが大ヒットしていたら/ら・わ行 - chakuwiki』に『ラブライブ!サンシャイン!!』の項目が追加され「『ラブライブ!』とストーリー構成が変わっていればありえた」と書かれる末路になるでしょう。

まあ、冗談はさておきAqoursで加入順番に影響を及ぼす設定をいくつか挙げていきたいと思います

ア.主人公の幼馴染である松浦果南が3年生

イ.1st single で千歌とWセンターの梨子は音ノ木坂学院から転入

ウ.黒澤ダイヤ(3年)と黒澤ルビィ(1年)は姉妹同士

 

 

まず、アですが松浦果南高海千歌の幼馴染という設定になっています。

前作の高坂穂乃果にも幼馴染ポジションとして、園田海未および南ことりの2人

がいましたがいずれも2年生でした。ところが、果南は3年生と同級生ではなく上級生となります。前作でも最初に加入したのは、発起人の幼馴染2人なので幼馴染として千歌の活動に最初に加入する確立は高いです。

イの梨子については最大のカギですので、後述します。

ウのダイヤとルビィが姉妹同士という設定ですが、私は色々設定を漁った(公式の範囲内で)結果加入順番についてある仮説を立てました。

それは、『ダイヤが千歌との勝負に負けAqoursに加入。ダイヤ加入と同時に、ルビィ(と花丸)も加入する。』というものです。

これだけ聞いても??なので、いくつか設定を元に考察します

ダイヤとルビィの加入理由は今のところ次の理由とされています

ダイヤ

◎千歌との何らかの勝負に負けて妹(ルビィ)を人質に取られ加入

ルビィ

◎小さいころから、アイドルに憧れていたが性格や家庭が厳しいため断念しかける

しかし、千歌の誘いにより加入を決意

 

というものです。

 

最初にこの設定を聞いた時は、ルビィがμ'sの小泉花陽ポジションであることから次のように加入すると仮説を立てました。

1.友人である千歌にAqoursに誘われる

2.が、内気な性格及び厳格な家庭環境のため断る

3.諦めかけていたが、千歌および親友である花丸に励まされ加入を申し出る

(このとき花丸も同時に加入)

 

その後、ダイヤがルビィ加入を知りルビィの加入に反対する(親が云々etc)が、千歌に勝負を 持ち掛けられる。勝負に勝てば、ルビィは退部のはずだったが勝負に負けルビィだけでなくダイヤまで妹を人質に強引に加入する。

という、展開を妄想していました。確かに、このようなパターンも設定と矛盾(まあ、後付けでどんどん設定が変えられるでしょうが)しないのでアリなのですがもっとスマートな仮説を立てました。

 

それは、

1.友人である千歌にAqoursに誘われる

2.が、内気な性格及び厳格な家庭環境のため断る

3.千歌がルビィをAqours に加入したことを聞きつけ千歌に勝負を持ち掛ける

4.勝負に負けたことで(勝負が何かは不明)渋々ながらも加入

5.ダイヤが加入したことでルビィも(花丸も一緒に)加入を決意

6.実際に加入する という流れです。

 

ルビィが加入を決める鍵は、ダイヤがもともとアイドルに興味が無いということであると推測しました。つまり興味のない姉が何らかの理由でAqoursに加入を決めたのに、アイドルに興味があるにも関わらず踏み出せない自分が不甲斐なくなり悩んでいるところを千歌に誘われるのではと感じます。

 

6では花丸も同時に加入するとありますが、本作でルビィ=花陽,凛=花丸のポジションと考えた場合は、6ですと『サンシャイン!!』においても前作同様の同級生同士が同時に加入パターンをする繰り返すことになります。パターンを崩してくるならば、花丸はルビィとは全く別のタイミングで加入することになるかもしれません。 次は,おそらく本アニメの成否を握るキーパーソンとなる桜内梨子が加入する理由を考察したいと思います。

【追記】

 桜内梨子の加入理由についてずっと触れずじまいでした。申し訳ありません。

 

2.アニメを通しての登場人物の立ち位置

 アニメを通じて登場人物がどのような立ち位置かを簡単に考察しました。

千歌=穂乃果・・・発起人ですし、家が自営業なところまで穂乃果リスペクトなのは予想通りでした。

しかし内面的には穂乃果と違いカリスマ性も無く、等身大の高校2年生となっています(最終回は穂乃果以上に勝負を投げた描写もありますが)。また、千歌の母が東京におり姉2人と生活する等穂乃果より複雑な境遇と言えます。穂乃果と違い、2期でまだまだ掘り下げられてもおかしくないキャラクターです。

梨子=海未+真姫・・・4話で練習を企画する描写(そして悪名高いしいたけに追いかけられるギャグシーン)は海未に似ています。転校生ということでアニメスタート時まで、一切Aqoursの他の8人との関係が無くピアノが特技な点は真姫と同じです。

=ことり・・・運動神経が良いとされましたが、ロクにアニメでは生かされません。

千歌の正妻の座を梨子に取られた点や裁縫係(本来はルビィの役割なのに)という点はことりそのものです。飛び込み留学でこじれたら完璧なことりの2Pキャラでしたが。

ダイヤ=海未+にこ・・・名家の出身であるところと練習で無茶な計画を立てるのは海未そっくりでした。が、妹に甘い&アイドルオタクという改変部はにこの要素そのものでした。

果南=絵里・・・幼馴染ポジションなのに、中盤まで影が薄かったです。下らない過去のせいで性格がいかつくなっていたのは、絵里そのものです。後はかなまり。

鞠莉=希・・・ムードメーカ的な要素とスタイルは希で、留学関連で拗らせたのと理事長というワードに絡んできたのはことりに似ています。ことりは親が理事長であるのに対し、鞠莉は本人ですが。

ルビィ=?・・・マスコット的な役割でした・・・ 9人の中で、一番役割の分かりにくいキャラクターであったことは間違いないです。衣装係も花丸の関係もオミットされ、総選挙中間で最下位も無理もないくらいの改悪っぷりでした。姉と仲がいいのが救いですかね。

花丸=凛・・・表面的な設定は花丸=凛ですが、「未来ずら・・」の使われ方的にも凛っぽさを感じました。4話の加入過程でアイドルに向いてない云々も凛そのものですが、Aqourの話なのに4話の凛を無駄に前面に押し出すのはいかがなものかと思いました。

善子=にこ・・・善子の場合アイドルの為のキャラ作りではなくむしろ中二病の部類ですが、単に「堕天使」シーンのみの印象で他作品の中二病キャラより中途半端さは否めませんでした。

加入はあっさり済ませて、アイドルマスターシンデレラガールズ神崎蘭子回(8話)のように堕天使の描写でアイドル活動に支障の出る回→普通にコミュニケーションを取れるように努力する回(12・13話)みたいな構成にすればよかったのにと思います。13話で蘭子のアナスタシアに相当する相方は11話のライブからダイヤあたりでいいと思います。

 という感じです。加入回以外の1年生のキャラクターの描写の薄さと、3年生の加入の遅さによる出番不足は否めませんでした。逆に2年生の曜回あたりは2期に回して、もっと深堀しても良かったと思います・・・

 

3.総評

アニメの登場人物の描写にはいろいろ不満も残りますが、オリジナルアニメでは無いですしアニメだけが『ラブライブ!サンシャイン!!』という訳でもありません。また、梨子と千歌の関係性等は高評価なのでこういった深い描写を2期では期待したい・・と言いたいですが、もっとサブキャラを出して廃校問題や大会の描写を掘り下げてほしいので

個人的には番外編で登場人物の掘り下げ(特に1年生)もやむなしかなとは思います。

 

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