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「虹ヶ咲学園お昼休み放送室 放課後ファンタジア」感想~ラブライブ!史上初ドラマ特化CD!~

ドラマパートの面白さは、虹ヶ咲を推す理由のかなり大きなウェイトを占めてくるでしょうね、今後は。

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 半年ほど前に発売された、ラブライブ!初のドラマCD「虹ヶ咲学園お昼休み放送室 放課後ファンタジア」ですが購入して一通り視聴したので感想を書いていきたいと思います。

 

 つまらないと定評のラブライブ!シリーズのCDドラマですが(最も他媒体のアニメやコミカライズが面白いかというとまた疑問が残りますが...)今回はシナリオやキャラの崩壊もなくまとまっているので各アイドルの人柄もつかめる良ドラマパートとなっています。

 

本作そのものは、朝香果林役の 久保田未夢、優木せつ菜役 の楠木ともり、天王寺璃奈役 の田中ちえ美の3人がパーソナリティを務めるWEBラジオ「ラブライブ!虹ヶ咲学園 ~お昼休み放送室~」(通称:がさらじ)内で放送された「虹ヶ咲学園 スペシャルラジオドラマ」を収録となっており全部で0~4章26話の収録に加えて、新規録り下ろしドラマも収録されております。そのため、朝香果林,優木せつ菜,天王寺璃奈の出番が他の虹ヶ咲メンバーよりも多めになっています。

 

虹ヶ咲の2ndCDでもドラマパートが収録されておりすでに視聴済みなので後日記事をアップしたいと思います(肝心の曲はほぼ聞いてないですが...)

 

お品書き

 

 

 0章

1話

お昼休みのラジオ番組が始まることに意気込みすぎてせつ菜と璃奈です。そんな2人に対して果林が`アロマを炊いたハンドタオル'でリラックスしてもらうという先輩らしいナイスアシストです。この段階では後の話で判明するポンコツぶりは皆無で、クールでスタイルのよさそうな先輩という一面しか見られません。

 

せつ菜は2次元コンテンツが好きという設定がありますが、本話ですでにその傾向を見せているのはキャラクターコンテンツとして良い脚本ですね。

 

2話

ラジオ放送の評判が気になるせつ菜がまた緊張していますが、緊張しやすい体質なのでしょうか?

 

ラジオの感想お便りがたくさん来ていて喜んだ璃奈,せつ菜,果林の3人ですが、その内容が「自然が恋しい」とか「ダジャレを広めたい」等と同好会のメンバーばかり投稿していることが判明し全然聞かれていないことに落ち込みます。

 

私も学生時代に放送部でステージでゲームなどの企画をやったこともありますが、確かにプロでもない素人に目を止めるかといわれると難しいものがあります。そして3人は同好会以外からも反応が来るようにと気持ちを新たにし、1章の伏線となります。

 

3話

ラジオ開始10分前にも関わらず放送室に来ない果林です。異次元の穴に落ちたという廚2のような発想をするせつ菜はさておき、果林がいないときに備え果林の真似の練習をする璃奈とせつ菜です。

 

マネの練習の中で突っ込みたいのは「私のこの体をみればわかるでしょ?」... 確かに果林が言いそうなことではありますが、声しか伝える媒体がないラジオでそれいっても分かるわけがないと思ったのは私だけではないでしょう。

 

4話

お便りBOXから、「番組のタイトルコールは作らないのか?」という手紙が来たのでタイトルコールを考える3人です。

 

 本話で璃奈がPCで音いじること(≒音の編集)が得意と語っており理工系キャラらしさがだんだんと出てきます。個人的な璃奈のイメージは公式の肩書である「顔出しNG」よりも「理工系ハイテク」のほうがよほど強く感じます。実際、次の2nd アルバムのドラマパートでの璃奈の立ち回りは後者の特性を生かした「発明便利屋」としてのものでしたし。

 

3人は思い思いにタイトルコールを考えていくものの、他の同好会メンバーからメールで「マイク入っているよ」と指摘を受け... The End

 

 1章

1章から3章までは、各章ごとに課題が提示されその課題を解決するために虹ヶ咲9人でグループに分かれて宣伝活動を行っていくというシナリオになっています。宣伝の対象が同好会(のラジオ)→学校→街(お台場)と段々とスケールが大きくなっており虹ヶ咲の活動が少しづつ広まっていくことがうかがえます。

 

1話

 せつ菜がラジオの視聴率を気にし、果林は「半分くらい」と楽観的にとらえるものの愛からの報告でお昼休みには昼食やおしゃべりに夢中なため校内放送を切られていることが判明し落ち込む3人です。 まあ、私も学生時代は呼び出しや緊急連絡を除けば校内放送など聞かなかったですから、同好会でもない一般の虹ヶ咲生がスイッチを切るのも無理はありませんし気持ちは分かりますね。やはり、身内ではない人の反応は2次元いえども甘くありませんね。

 

2話

ラジオ組以外の6人でラジオの宣伝することになり、歩夢としずくでクラスに入ってアピールという飛び込み営業を行うことになります。穂乃果や千歌といった主人公相当のポジションではおっとりした印象の歩夢が「当たって砕けろ」と体育会系ど真ん中な発言をするのはギャップがありました。ドラマ聞くまでは「当たって砕けろ」発言はしずくのほうがいいそうなイメージがあったので。

 

 3話

 おとなしい2人(しずく,歩夢)に触発された愛とエマが2人に続いて宣伝に精を出します。

 

エマの弟から贈られた風船から、屋上からみんなの表情+ラジオの情報を風船に書いて飛ばして宣伝という手段を考え付きます。エマは確かスイス出身なので飛行機でここまで来たはずですが、検査によく通ったなぁと不思議に思いますね。

 

4話

いつになく機嫌の悪い彼方です。かすみがキャラ変していると突っ込むと、「怪文章でなんとかしてくれていると思うのに」と機嫌悪そうに言われてしまいます。かすみは「怪文章など書いたことがないと否定しますが...」と否定するも、「どんな手段を使ってでも」と機嫌悪く反論されます。彼方が機嫌悪いときは何らかの伏線があるとみていいでしょうね。ここでゲリラライブという案がでます、彼方は眠そうながらもなかなか冴えるポジションでしょうね。

 

5話

 4話で公開放送という案が出て、検討するラジオ組の3人です。宣伝は皆(6人)に任せて中身を詰めていく3人ですが、それぞれのアイデアが得意分野ばかりなのは「食い意地」ならぬ「勝ち意地」を張っている証拠なのでしょう。JKなので仕方がないとはいえ、まだまだラジオへのプロ意識はないようです(スクールアイドル自体がアマチュアですが)。今まで同好会メンバー以外にラジオを聴いてもらえなかったのは知名度不足もありますが、内容が身内受けばかりだったことが大きいと言えますね。

 

 最も写真あてや収録あてゲームを途中から考えていることからこの話内でもラジオでリスナーに楽しく聞いてもらうためにはどうしたらいいかへの意識は高まっていることはうかがえて良かったです。

 

6話

 公開ラジオの打ち上げです。打ち上げなのでそんなに書くことはないのですが、「かすみん犬以下ですか!」の部分は笑いましたね。かすみは立ち位置が完全に1年生版にこと化していますね。

 

2章

学園紹介動画作成というシナリオで、1章よりも活動の幅が広がっているのが実感できますね。

1章

 “学園が広すぎて分からない”という手紙から始まりを迎えます。璃奈の「困っているわけではなくもっと楽しければいいのでは」という指摘は中々重要ですね。本シリーズでは、普通科以外に様々な学科が存在しラジオメンバーでもせつ菜が普通科,璃奈が情報処理学科,果林がライフデザイン学科と別れていますが本章では中々重要な意味を持ちます。

 

2話

歩夢,彼方,果林の3人が学食「cafeレインボー」で収録する話です。ここの学食は「早い,安い,うまい」が売り(一般企業ならブラック間違いなし)で、大学学食のように一般開放されているそうです。女子高なのにセキュリティは大丈夫なのでしょうか...

 

「あんかけ焼きそば」(彼方の推しメニュー),「フレンチトースト」(歩夢の推しメニュー)が日替わりメニューとして売られていたのですがフレンチトーストがやけに高カロリーだなぁとは思いましたね。それと好対照なのは果林で「こぶサラダ」とヘルシーで果林らしかったです。

 

3話

せつ菜,愛,しずくの3人が大講堂での取材の話です。愛が全校生徒で鬼ごっこするという提案は面白いと感じました。でも虹ヶ咲は音ノ木や浦の星と異なりマンモス校(でないとまた廃校の危機が...)でしょうから、わりとすぐ捕まる人たちも続出しそうです。

 

 4話

璃奈,エマ,かすみで国際交流学科の教室を取材しました。エマが映像をみる授業があるということを紹介し、どんな映像を見たのか深く掘り下げていくことになります。わりと学科の掘り下げ紹介としてはいい内容だったと思います。

 

 後半では、「ガラパゴス諸島のイグアナ」の映像を見たという話から、かすみがイグアナが苦手ということが判明しますが、かすみのイメージから言ってイグアナが苦手でも特に驚かないのは私だけでしょうか? むしろ得意だって言われるほうが驚くレベルです。

 

 5話

1年生組にてPCルームでの収録です。プログラミングという言葉をよく知らない、しずくとかすみに璃奈がわかりやすくアプリの例を用いて説明します。先ほども書きましたが、璃奈は顔出しNGよりも理数系のイメージです。顔出しNGと言われてもCDドラマだと実感ないですし。

 

6話

2年生組が図書室での収録です。歩夢が、スクールアイドルのためとはいえ「体幹」というkye wordからヨガに興味を持ちそのヨガを掘り下げるために図書館で本を借りるのは王道な図書館の使い方だなぁと感心しました。

 

大学生が借りに来るほど蔵書が充実しているそうですが、逆にその大学生が通っている図書館を調べてみたいですね...

 

7話

3年生組は2/3がライフデザイン学科所属ということで、学科の授業でよく使う家庭科室の紹介です。彼方がエマに伝授?した、焼きプリンのコツとして「おいしい焼きプリンを想像して...」は身もふたもないですが重要ですね。

 

 

8話

2章の総まとめ的なお話で、生徒目線での動画だったため評判は上々でした。1章と違って部内だけでなく部外のために役に立てたのが大きな違いです。

 

第3章

1話

2章での学園紹介動画で、校内での評判が上がったラジオと虹ヶ咲スクールアイドル同好会ですがまたしてもお便りから依頼が来ます。今度の依頼は、新聞部からで「みんなが風邪を引いたから記事集めを手伝ってほしい」という件です。

 

ぶっちゃけ新聞部もプロではないのだし、代打(しかも素人)に頼んでまで無理に出さなくてもいいのではと突っ込みたいですが、それはともかく動画編集で活躍した璃奈がまとめ役で進めていくこととなります。... 展開がなんだか、RPGのクエスト攻略化しているのではと書いていて思いますね。

 

2話

果林,エマ,愛の3人で台場1丁目商店街を散策&取材することになります。

ニッポンの商店街をみたエマが思っていた日本のイメージと違っていると...

エマの日本のイメージは割と現代的なのでしょうか?

 

駄菓子の買いすぎでエマだけでなくほかの2人まで電車に乗れず徒歩帰宅というオチはオーソドックスですが面白かったですね。

 

 

 3話

ダイバーシティにある「ティフォ二ウム」でバーチャルゲームに挑戦する璃奈,せつ菜,彼方の3人です。ですが...

 

「ティフォ二ウム」にハマったせつ菜と彼方に対しバーチャル酔い?した璃奈です。

呼び名が「かなたたん」...となっているのが酔い璃奈の特徴です。