大学に勉強しに行く人以外の人って何しに行くのでしょうか...
笹史(@sasashi1992)です。早速ですが、大学って何のために行くのでしょうか?
私は、「学問のため」一択でないとおかしいと思います。
学校教育法によると、大学の目的は次のように定められているそうです。
第九章 大学
第八十三条 大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。
○2 大学は、その目的を実現するための教育研究を行い、その成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。
要するに、大学では学問についてしっかりやれよということです。しかし、 こんな小難しそうな目的を教職員はまだしも学生やその保護者が意識しているとは思えないです。
本当に意識しているなら、このような反知性的な行為があるのはおかしな話です。加害学生には倫理観の欠如と大学生の本分を忘れているとしか思えないですので、退学で構わないと思います。君たちに学問をする資格などあえりませんとだけ言っておきます。
10月4日、「ミス慶応」を企画・運営する慶應義塾大学の公認学生団体『広告学研究会』(以下、広研)が、大学から解散命令を受けた。表向きの原因は「未成年飲酒」。しかしその裏では、広研メンバー数人による、慶応女子学生(19才)への集団暴行事件があったとされている。そのわずか5か月前には、東大生らによる集団わいせつ事件が起きたばかり。
その加害者である3人の東大生、松見謙佑(22才・事件当時、以下同)、松本昴樹(23才)、河本泰知(22才)の公判を傍聴していた傍聴ライターの高橋ユキさんが言う。
「彼らにとって頭の悪い女子大生は性的対象でしかない。そういった意図でサークルが作られ、彼らのLINEからはそれまでの悪行も明らかになっています」
高橋さんの取材に答えたある東大卒業生によれば「松本はA子さんを女性としてではなく、ネタ枠として見ていた」という。
というのは前振りで、ブログ界で大学を辞めたいというある男子大学生が先日話題になりましたのでそれについて語っていきます。
大学を辞めたい大学生たちVS反対する良識的な大人
先日、ある大学生が大学を辞めたいという記事が話題になりました。あるブロガー大学生が、ネットで交流していた女子大学生がくも膜下出血で亡くなったことをきっかけに大学を辞める決意を固めて親と対立するという内容です。その時のやり取りを転載しておきます。
僕のような大学やめたいと嘆いてるクズが生きていて、まじめに目的に向かって勉強していた彼女が亡くなった。やりきれない思いになった。
だから親に伝えた。
「大学を辞めたい」と。
もともとずっとやめたいと思っていた。なんか正直自分が学びたいことではなかったし、このまま勉強したくないのに勉強することが嫌いだった。自分でこの道を選んだが思っていたのとは違った。
でも親には言えなかった。お金を払ってもらってる身分だし、国立大学をやめるというのは世間的にもバカなことだと思われるだろうから。
昨日はそんなことを考えてる暇なんてなかった。
即座に辞めたいと言った。
なんの目的もなく大学に通っている自分が憎かったから。
生きてるだけでやりたいことをやれる環境なのに嫌なことをやってる自分が嫌だった。
「やめて就職するの?」と聞かれた。
就職なんてほとんど考えてない。入りたい会社があったら入るが自分一人で生きていけるようになりたいと言った。楽しいことを仕事にしたいと。好きなことをやりたいと。
だが親はこう言う。
「仕事は仕事。プライベートで楽しめ。やりたくないことを仕事にしてる人もいるんだよ」
そんなの知らねぇ。やりたくないことを仕事にしてる人がいるとか関係ない。俺はやりたいことを仕事にしたい。「なんか違うなぁ、馬鹿だなぁ」
そんな言葉しか返ってこない。「大学やめてなにするの?」
定番の質問だ。僕は「ただ勉強したいことを勉強したい、プログラミングとか心理学とか。生活ができないならバイトでもなんなり頑張る」と。
だが「説得力がない」と言われ僕の計画は崩れた。親は寝た。
本人としては、
もともとずっとやめたいと思っていた。なんか正直自分が学びたいことではなかったし、このまま勉強したくないのに勉強することが嫌いだった。自分でこの道を選んだが思っていたのとは違った。
ということで大学を辞めたいのが分かります。
個人的にはこの意見は大賛成ですので次のようにコメントしました。
ぶっちゃけ辞めていい派であります。大学など身を入れて勉強できない人はさっさと辞めるべきかと。理系大学の農学部を卒業しても、無職でふらふら(就活しているとはいえ)のがこちらにいますから。
大学で学問する気が無いのの大学行くのもおかしいので、親は「やめて就職するの?」と聞くより「なぜ学問をする気が無いのに大学なんて行こうと思った!」と怒るべきなのです。それが無いということは、親は大学を学問する機関と思ってない証拠であると言えます。
「大学やめてなにするの?」
定番の質問だ。僕は「ただ勉強したいことを勉強したい、プログラミングとか心理学とか。生活ができないならバイトでもなんなり頑張る」と。
本人はこう言っているそうで、これから大学でやる気の無い学問を単位を落とさない程度に単位を取りつつプログラミングとか心理学をするそうですが、これこそ学費の無駄ですよね。プログラミングとか心理学とか独学できるので、中退してそれに専念すればいいのに。
この1連の騒動(と言えるほどでもないですが)についてのツイートまとめ
ブログ界で大学生活を楽しめてない人が中退に走るケースをよく見ます。良識的大人は現状維持を勧めますが、そんな気持ちで在籍していても学費と時間の無駄なので中退(せめて休学)を勧めます。卒業したから就職できるなんて大間違いで、漠然と在籍しただけですと良くてブラックで最悪無職です。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
中退したいと声を挙げる若者に対して、現状維持をアドバイスする良識的な大人が大学に通い続けるメリットに新卒カードを挙げても学問的なメリットを挙げる人は皆無ですよね。学問と言っても、座学なら駅前の大型書店で新書と専門書を買えば独学できますが。
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
文系学生は専門書買って図書館に籠って勉強した方が、余程コスパ良いですよ。
例えば地球科学の教養levelの講義を取る位なら、『地球の歴史』鎌田浩毅著の3分冊でも読めば英世3枚で地球科学の一般教養levelの知識が自宅や電車で身に付くのです。専門書ですと予備知識とかいりますし、価格も上がるのでやすやすと手は出せませんが・・
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
こういう本を読めれば、大学の講義を受けるより余程効果的に知識だけなら身に付きます。https://t.co/ucpoqA9PHm
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
実例の解説 です。というか自分の記事の宣伝ですがね!
講義以外のゼミのディスカッションも、スカイプでやればいいと思うのは私だけではない筈です。もちろん、顔を突き合わせて話をする機会も時々あってもいいですし、理系の実験ですと流石に研究室に出ないと無理ですが・・
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
理系の実験系だけは大学行かないと現状どうしようもないので、バイト三昧を強いられると本当に悲惨ですね。文系を削って理系に回すという国の方針が理解できなくはないですね。
という訳で学問を究めるのでさえ分野によっては大学に行く必要は薄いのに、
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
新卒カード云々の為だけに良識ある大人が中退を止めるとか親に申し訳ないですよ。そんな考えでは新卒カードを結局行使できず既卒or入社後すぐに辞めるハメになりますからね。
自分の実体験です。
すぐ会社を辞めるハメになった男の話です。それでも新卒カードに固執しますかい?https://t.co/JYCJOY7c3f
— 笹史 (@sasashi1992) 2016年11月11日
(3740字)