今まで読んだグルメ漫画のまとめを書いていきたいと思います。グルメ漫画っても、『焼きたて!!ジャぱん』とか『美味しんぼ』みたいなメジャーな漫画はまとめてありません。むしろ2~3巻程度で読めそうなものを中心にまとめていきたいので、ご了承ください。
お品書き
読んでみたグルメ漫画を紹介してみる
新米姉妹のふたりごはん
両親の再婚により、突然姉妹となったサチとあやり。言葉数が少なく目つきの鋭いあやりに対し、サチは物怖じし、これからの同居生活に大きな不安を感じてしまう。そんな時、海外出張中の父親から届いたのは生ハムの原木で──。料理を通じて絆を深めていく新米姉妹から目が目が離せない! 幸せな笑顔はおいしい料理から生まれる、新鮮クッキングストーリー!
成り行きで姉妹になってしまった、言葉の少ないが料理が上手いあやりと元気が取り柄のサチの2人が料理を通じて絆を深めていくという日常ものです。2人とも高校生ですが、学園物以外の漫画を久しぶりに読んで新鮮味を感じました。父親が世界1周とかいうご都合主義ですが、まあそれは気にしないという感じですかね。
個人的に1巻で一番お気に入りの料理は、ネギでのソーセージが斬新で食べてみたいなと感じました。植物質のネギをソーセージの皮に使うとは!と感激しました。2019年2月現在、6巻まで出ており全巻購入しております。あやりとサチだけでなく2人を取り巻く人間関係も料理を通じて広まっていくのも物語の魅力です。
本作関連の記事は幾つかあるのでよろしければどうぞ!
「新米姉妹のふたりごはん」5巻感想~サチとあやりが進級&あやりに新たな友人が?~
「新米姉妹のふたりごはん」6巻感想~あやりの過去&あやり・サチの両親が帰国!~
戦争めし
ヤングチャンピオングループ3誌(YC 烈 別冊)で同時シリーズ連載を行い大反響を博した話題作。
兵隊さんと戦地ゴハン。戦艦大和とラムネ。戦時下のお寿司屋さん。餃子と引き揚げ兵。激動の時代の中で生まれた感動の“食エピソードたち”。
昭和初期の“グルメ”を “食漫画マスター”の魚乃目三太がほんわか温か~く描く珠玉のオール短編物語。
戦争という極限状態での話ですが、主役は兵士たちではなく“食べ物”であるという斬新な1話完結の短編集です。戦争ものというと悲惨で悲しいというイメージが付きまといますが、そんな状況だからこそ“食べ物”という日常的なイベントで心が温まる様子が書かれています。
孤独のグルメ
輸入雑貨商の井の頭五郎が下町で、仕事先で、味わう食の数々。山谷のぶた肉いため、中津のたこ焼き、西荻窪のおまかせ定食など、流行グルメが去った後に残ったものを探す。
説明不要の超有名作品です。最初に有名作品は取り上げないと書きましたが、1巻完結かつ1話完結なので大作志向にうんざりした人にはぴったりと思います。話によっては、イマイチおいしくない食べ物も出てくるのですが、そこが普通のグルメ漫画との違いであるかなと感じました。