質問力って、知識より余程重要だと思うのですよね。
大学では一番質問していた自負を持つ笹史(@sasashi1992)です!
以前紹介した、堀江貴文さんの
において繰り返し語っていた力が有ります。
それは、「質問力」です。以前、「好きなことだけで生きていく」において「質問力」の重要性が語られていた(その時の記事はコチラ)ので、#ブログネタメモで次のようなツイートをしたのですが
この後の世の中、上手く質問できないと負け組になってしまいますよ?#ブログネタメモ — 笹史 (@sasashi1992) 2017年5月10日
「好きなことだけで生きていく」ではどういう質問がダメなのか?という点は言及されませんでした。一方「多動力」においては、具体的にどういう質問がダメなのかについて触れられているので自身の経験も交えて書いていこうかなと。
お品書き
1.堀江式ダメ質問 チェックリスト(&笹史解説付き)
ここでは、堀江流のダメな質問の例を5つ書いていきたいと思います。質問しても、良い答えが返ってこなかった場合で回答者の力量不足でない場合はこれらのダメ質問パターンに当てはまっている可能性が有りますので要注意です。
ア.FAQ(よくある質問への回答)レベルの愚問を何度も聞いてくる
「堀江さんが購読しているメルマガは何ですか」「1日何時間か寝ていますか」「おススメの漫画は」という類の質問は、これまで無数に浴びせられてきた。ネットで調べればすぐに分かるようなことを本人に直接説明させようとする精神が理解できない。忙しい相手に対しては、調べても分からないことだけを聞くべきだ。
同意。忙しい相手は、ネットや著書で情報が開示されている場合がほとんどなのでそれで調べるべし。良く言われる、就活生でネットに載っているような休日や給与の日数を聞なというのもホリエモンのこの主張と同じことです。
ちなみに、「おススメの漫画は」という質問の回答は丸々この著書に載っていますのでこの後質問するのは現に慎みましょう。
面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた →そしたら人生観変わった
- 作者: 堀江貴文
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少し古いですが、おススメの著書版はコチラ
ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (ノンフィクション単行本)
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イ.論点がごちゃ混ぜになっている
「猫の殺処分をなくしたいが業界がまとまらない。ボランティアはブリーダーやペットショップを攻撃し、猫の血統の良さを評価するキャットショーは依然として人気イベントのまま。影響力のある人にもっと発信してほしい。どうすればいいと思いますか」
多分言いたいのは、「猫の殺処分を無くすために影響力のある人に発信してほしいのですが、どうすればいいのですか」ということでしょうが、読解するのに時間がかかり質問に回答する気が無くなってしまいますね。ホリエモンではないですが、『これでは有用なアドバイスなんてできるわけがない。』ですね。よく学生で教師に質問しても聞きたいことと違った答えが返ってくる場合は、何を聞きたいかが分かってない場合が多いです。このパターンは俗にいう「何が分からないかすら分からない」状態に陥っています。
ウ.前提条件がはっきりしない
「堀江さんが今の時代の小学生だったら、何をしていますか?起業していますか?」
この質問の問題点は、堀江氏曰く
これも様々な前提条件により出てくる結果は変わってくる。家庭環境は今の時代に沿っているのか?親はスマホを買い与えるのか?僕の性格やアイデンティティは現在のままなのか?決めなくてはならない変数が多すぎて答えが出しようがない。
ということです。このパターンの問題点は堀江さんの指摘もさることながら個人的には、質問内容が抽象的過ぎるなぁという印象です。後は、何をしているのか知ったところで質問者がどう生かすのか?というのが見えてこないと言う点も問題かなと思います。小学生の子供にホリエモンの回答通りのことでもやらせるのですかね?そういう趣旨だとしても、うまくいかないと思いますが。
エ.不要な情報をダラダラと説明する
「証券会社に勤めまして、2月10日で辞めるんですけど。今、AIとかシェアリンクエコノミーなどが普及しだしていると思うんですが、これから資産運用のありかたは変わりますか?」
長々と回答すると、上の質問と同類になるので一言だけ。この質問の本文「資産運用の在り方はこれから変わりますか?」だけでいいよね?
オ.答えてほしい内容がすでに決まっている
このパターンは、
「世界は平和であるべきだ」「原発は危険だ」
等のイデオロギー絡みの例が多いですね。質問力が無いというより、イデオロギーの補強のために意図的に質問という形での発言を取っている場合が多いので救いがないですねぇ。
2.質問力が無い人はどうするべきか?
堀江氏は、これら質問力のない人たち向けに質問力を上げるための簡単なアドバイスを行っています。
「質問力」がない人に共通する問題点。それはメールやLINEも長いということだ。簡潔な文章を書く練習、手短に話をする練習をしよう。
確かに文章が長いと、論点がごちゃ混ぜになったり、前提条件がはっきりしなかったり、不要な情報をダラダラ説明したりしますね。
ちなみに、最初のFAQ(よくある質問への回答)レベルの愚問を何度も聞いてくるについては「ググれカス」という回答に終わります。そして、最後の答えたい内容がすでに決まっているは...救いようがないという印象ですね。
ちなみに「ググれカス」については、過去に書いた以下の記事でもう少し掘り下げてありますので是非どうぞ。
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