2017年11月20日(水)発売のSaint Aqours snow「Awaken the power のレビュー・感想記事を書いていきたいと思います。年明けと遅くなりました。
【Amazon.co.jp限定】 Awaken the power (デカジャケット付) |
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お品書き
1.CDの概要
【タイトル】
Awaken the power【アーティスト】
Saint Aqours Snow
鹿角聖良(CV.田野アサミ),鹿角理亞(CV.佐藤日向)
高海千歌(CV.伊波杏樹),桜内梨子(CV.逢田梨香子)
松浦果南(CV.諏訪ななか),黒澤ダイヤ(CV.小宮有紗)
渡辺 曜(CV.斉藤朱夏),津島善子(CV.小林愛香)
国木田花丸(CV.高槻かなこ),小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)
黒澤ルビィ(CV.降幡 愛)【発売日】
2017年12月20日(水)【価格】
LACM-14692/¥2,000 (tax out)【収録内容】
01. Awaken the power
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:河田貴央
歌:Saint Aqours Snow
02. CRASH MIND
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:宮崎 誠
歌:Saint Snow
03. DROPOUT!?
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:馬渕直純
歌:Saint Snow
04. Awaken the power(Off Vocal)■ドラマパート
05. 聖良と理亞をおもてなせ!
06. 聖良と理亞を波打ちぎわで!
07. 聖良と理亞を沼津の味で!【初回生産特典】 ●ジャケットイラストシール封入
●「Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL」チケット最速先行抽選申込券封入
(応募期間:2018年1月14日(日)23:59まで)
「Awaken the power」60秒 視聴動画
2.曲の感想
ア. 「Awaken the power」
9話「Awaken the power」のED曲で、8話,9話(というか1期からの)と2話に渡ってのSaint snow編の完結的な曲となっています。
いつもながらの良曲であると言ってしまえばそれまでですが、
最初のサビが
<理亞>はじまる時は 終わりのことなど
考えてないから ずっと
<ルビィ>続く気がして 前だけ見つめて
走り続けてきたから
<理亞>どこへ?
<ルビィ>どこへ?
<ルビィ&理亞>次はどこへ行こう
と終わりのこと等、8話まで考えていなかった理亞およびルビィの心情がまさに謳われています。
8話,9話感想記事は書いてないので簡単に考察してみますが、8話で全国行きの夢が破れてやたらふてくされていた理亞です。
曲を実際に聞いてみると上の理亞が店員としてあるまじき態度でふてくされていたのも姉:聖良とスクールアイドルをするという、「前だけ」見つめて走ってきたことで「終わり」という現実に苦しんでいたという解釈できます。
ルビィも、6話で千歌が必殺技を失敗して東海大会で敗北していたら上の理亞みたいになったのかもしれませんね…
イ.「CRASH MIND」
Saint snowが2期5話でサビだけ披露した曲で、直訳すると「砕ける精神」といういかにも敗北フラグな曲です。
この時は予備予選で通過しましたが、歌詞を見てみると8話の敗北を予言しているような部分がチラホラあります。
CRASH MIND
答えは今が壊れた後で現れる
下線部は理亞ソロパートではありませんんが、 8話以降の理亞の展開を暗示するものとなります。「今が壊れる」≒敗北して、Saint snow が続けられなくなるということであり、「答え」とは聖良とスクールアイドルを続けられなくなった後どうしていくかについてでしょう。
しかし、Saint snowの曲は次の「DROPOUT?」曲調と言い歌詞の「嘘つき」「傲慢」とやらAqoursと比較して曲が暗いなぁと思います。アニメでのAqoursの曲で「嘘つき」「傲慢」なんていう歌詞は出てこないですからね。
ウ.「DROPOUT?」
8話冒頭のSaint snowが北海道予選で披露して敗北曲です。直訳すると、「脱落」という縁起が最悪な曲で、曲名から敗北は必然だったすらいえるでしょう。
サビもまさに今後の展開を暗示させすぎる歌詞であり、
ここまで来ても答えが
わからない 迷いの中
つかんだはずの光は 本物じゃなかった
闇に飲み込まれて
「 闇に飲みこまれ」た結果が、冒頭の画像のような有様であり、8話の展開に繋がっていくわけですね…
たらればとなりますが、「CARSH MIND」の感想部で「答え」≒聖良がいなくなった後、理亞がどうしていくかの気持ちの整理がついていれば、北海道予選で転倒して敗退という結末ではなかったのかもしれませんね…
3.ドラマパート感想
ア.聖良と理亞をおもてなせ!
ミニユニットCYaRon!のメンバーが芸者?として、聖良と理亞をおもてなすという話です。芸者と言ってもふざけまくって、全然もてなせてないのはいつものことです。
聖良は「沼」津という地名からこれは罠だと、逃げ出そうと提案しますが、違う意味で罠でしたね、おもてなしが下らなすぎて。まあ、下らなすぎるおもてなしに愛想つかして帰ろうとする2人に対して、最後のパートで千歌が謝るのですが。
ちなみに、今回のルビィはシーラカンスです。シーラカンスと言えば、「恋になりたいAQUARIUM」における1年生組の話を思い出しますが、「オウオウオウッ!」と言っているだけで全然似てないのもご愛嬌です。
ルビィならぬルビィラカンスを沼津の持ち帰ろうとした、理亞はどうかしていますが、きちんと世話すればOKらしい聖良も聖良な... まあ、ドラマCDにまともに突っ込んだら負けですね。
後、話とは関係ないですが聖良は身内である理亞相手にも敬語だったので、アニメでの会話も含めて常に敬語を使うタイプの登場人物とみて問題なさそうです。ssで会話させるときには参考になるかなと。
イ.聖良と理亞を波打ちぎわで!
果南がセラリーと理亞っちという謎のあだ名をつけたり、ダイヤが俺という1人称を使い始めたりと芸者3人以上にぶっ飛んだAZALEA編です。
こちらは、理亞まで3人に同調したのでもはや常識人が聖良しかいないという惨状で酷かったです。
ダイ大将シリーズ最新作「沼津のダイ大将」は近日公開しませんね、はい。
まあ、ドラマCDにまともに突っ込んだら負けですね(2回目)。
ウ.聖良と理亞を沼津の味で!
ヨハネ山と理亞乃花の対戦が始まる、Guilty kiss編です。梨子はここでも常識人ですね。
いつものドラマCDクオリティですが、ここまでの馬鹿にしたとしか思えないおもてなし?の数々に聖良が怒ってから泣き出し、姉を泣かしたのに良かった理亞は帰ろうとします。聖良はドラマCDクオリティには飲み込まれなかったようです。
流石に?ヤバいと思った千歌が謝り、「みかんちゃんこ鍋」でもてなすと約束するも…
といういつものパターンですね。
4.そうまとめ
ドラマパートに曲3つと今までのCDより豪華でしたね。
特に8話の敗北フラグとしか思えない、「CRASH MIND」および「DROPOUT?」はシナリオと照らし合わせて考えるとある種の恐怖が漂ってきました。
少なくとも、Aqoursでは見ないタイプの曲であるのは事実でしょう。
という訳で「Awaken the power」の感想記事を終わります。