「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION」の第十四弾!として、Charlotte・Charlotte 「だってあなたはプリンセス」が発売されたので購入してドラマパートを視聴した感想を遅くなりましたが書いていきたいと思います。
今回は、ドラマCDのエピローグでエミリーが疑問を呈した「なぜシャルロットはシャーロットと別れないといけないのか?」を中心に考察していきたいと思います。
お品書き
本CD の概要
01. ドラマ『鏡の中のシャーロット』/『オープニング』
02. だってあなたはプリンセス
作詞・作曲:新田目翔 編曲:KOH03. ドラマ『鏡の中のシャーロット』/『前編』
04. ドラマ『鏡の中のシャーロット』/『後編』
05. ミラージュ・ミラー
作詞:KOH, 月丘りあ子 作曲・編曲:KOH06. ドラマ『鏡の中のシャーロット』/『エンディング』
曲の試聴動画です。
「なぜシャルロットはシャーロットと別れないといけないのか?」
序論
この疑問は、ドラマクランクアップ後にエミリーが「なぜシャルロットはシャーロットと別れないといけないのか?」と呈したものです。エミリーのこの疑問に対して、まつりは「それが大人になることなのです」と答えをぼかしました。
それに対してエミリーも「2人にはずっと一緒にいてほしい」と続け、まつりも「今のエミリーちゃんはそれでいいのです。急がなくていいのです」と返しました。まあ、大人びているように見えても設定上は13歳の中学であるエミリーでは理解できないと判断してまつりはこのような返しをしたのでしょう。
ただシナリオを追っていくと、「シャルロットはシャーロットと別れるきっかけとなったターニングポイント」があることに気が付いた方もいるかもしれません。具体的な「ポイント」としては、「シャルロット」が段々と「自立」していく点です。
そこで「シャルロット」が段々と「自立」していくことに着目して流れを振り返っていきたいと思います。
流れについて振り返ってみる:2つの「自立」のシーンがカギ
前半パートと後半パートにドラマは分かれていますが、ざっくりと言ってしまえば前半は「病弱で引きこもり状態のシャルロットがシャーロットと出会い段々明るくなるまで」というパートで、後半は「父の帰宅と同時に寄宿学校に入学問題で疑心暗鬼となるシャルロットが母の和解&シャーロットとの別れ」というパートです。
序論で述べたシャルロットが「自立」していくことが徴されていく場面ですが、2つのポイントがあります。1つ目は、シャルロットが家の中から「外」の世界であるお花畑に出ていくシーンで、2つ目は寄宿学校への入学問題で母を寄宿学校に行かなくて済むように毒を盛るようにシャルロットがシャーロットに示唆するものの(結果的に)母と和解することになったシーンです。
そして、2つ目でシャルロットがシャーロットに母に毒を盛ることが出来なかったと告げる場面の直後、シャーロットから「別れ」を告げられます。なぜ別れを告げられたのか、簡単に言ってしまうと作中で何度も出てくるワードである「あなた(シャーロット)」=「私(シャルロット)」という関係性が、シャルロットがシャーロットに毒を盛ることが出来なかったことで「あなた(シャーロット)」≠「私(シャルロット)」に変化したためという推測です。これならば、作中&挿入歌で何度も出てくる「あなた(シャーロット)」=「私(シャルロット)」という関係性が重要性を帯びてきますし妥当とは思います
とはいえ、なぜ「あなた(シャーロット)」=「私(シャルロット)」という関係性が崩れると分かれないといけないのかまではこれだけでは説明できませんし、シャーロットが「別れ」を仕方ないといった点については良く分かりません。その点に関しては後日追記していきます。