親を捨てることが社会問題の解決に繋がると感じましたね・・・
親から独立願望が生まれた、笹史(@sasashi1992)です!
今までは就職してもずっと実家にいようかなという気持ちでしたが、最近リアル(というより本の影響もある)とネットの両面の影響からか家を出ようという願望が生まれました。
リアルと本とネットの影響からか、私に限らず実家暮らしの社会人や学生も多いと思います。ですが、サザエさん一家みたいに3世代家族を築くのでなければ、実家を出て『親を捨てる』べきと感じましたのでその理由と社会的に取るべき方策を述べたいと思います。
お品書き
1.親を捨てるべき理由
A. 親を捨てないと親の干渉で社畜から逃れにくい
先日の、
という記事でも取り上げたのですが、『お前ら、社畜で人生楽しいか?』を
運営しているAtusiさんが以下の記事で
にて、「株で半期で150万稼いでおり、社畜の稼ぎより多い」のに認めない父と冷戦中ということを書いておりました。
私はAtusiさんサイドに全面同意ですが、他の多くの意見では「なら家を出て独立しろ」というものがありました。この意見の関しては最もだなと感じますね。実家に居て、株ニートというのは『真っ当な親』なら良く思わないでしょう。
が、これは価値観の違いなので話し合うより実家を出て『親を捨てる』しか解決策はないでしょうか。
ちなみに、株ニートまでは行かなくとも大企業からベンチャーへの転職などでも反対する親もいるようですが、その場合も対処法は同じですね。
とはいえ、『親を捨てる』には最低限の金銭的な問題というのがつきまといますし、非正規雇用云々のせいで実家に居ざるおえない人もいるのでそれがやれれば苦労しねーよ!と反論するのも予想の範疇です。
B.交際が難しくなる≒結婚が難しくなる⇒少子化
私にとっては、
「社畜」不適合者が「結婚」してはいけない理由を独身者が語る!
で語ったように結婚も恋人も要らないですが、世間の圧力が無くとも結婚・恋人が欲しいという方は多いと思います。
現在は殆どが恋愛結婚で、結婚の前段階で交際というものを行いますが、交際となると夜遅くや泊りがけで〇〇という機会もあるでしょう。ですが、実家暮らしですと門限があったり、そうでなくとも親の目というのがどうしても気になります。
交際が出来ないと当然恋人どころではなく、結婚も難しくなります。日本では、結婚していないとまず子供とはなりませんので当然少子化ということで社会問題となります。
社畜云々は価値観の問題と言えなくもないですが、少子化対策大臣とか置くくらいには社会問題なので『親を捨てる』ことで少子化解消するなら国としても願ったりです。
C.親の介護で身動きが取れなくなり、そして・・・
今回の主張のメインはある意味コレ。というか、この1点が家から出るべきと感じた理由と言っても過言ではないですね。
先日、
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という著書を読んだのですが、著書の主張としては本の題名から分かるように『親を捨てろ』さもないと親が老いたら介護などで自分の人生が破滅するぞという内容です。
私も以前ブログで、
「結婚」や「社畜」どころではない「介護」という現実の話をする!
という記事を書き、そのラストで「親の「介護」に関しては手を打たねば・・・」ということを書きましたが、このまま実家暮らしであれば長男ですしほぼ100%両親の介護がのしかかってきます。かなり裕福であれば、介護施設に預けることもできますが現状の経済状況では難しいでしょう・・ 安く入居できるところは順番待ちですし、条件が厳しいのですし。
となると自宅介護となりますが、介護離職してしまうと、経済的に厳しくなるのに加えて、再就職も厳しくなります。ま、祖母を介護しているAtusiさんのように株ニートで生活(ブロガー&株投資家&介護しているのでニートとは言えないですが)できれば就職のハードルはクリアできるとしても、介護というのは精神的ストレスがかかります。
実家の母を見ていても、24時間とはいかなくとも365日面倒を見るのは辛いものが有ります。介護職も大変ですが、まだ8時間という区切り&休みもあるのでマシといえます(建前は。実際は離職率が高いですが・・・)。
自宅介護よりはもしかしなくとも、ブラック企業の方がマシでしょうね。 幾ら、ブラック企業でも24時間365日仕事を気にかける必要は無いでしょうし・・
で、過酷な介護の行きつく先が介護殺人という悲惨な結末になるということを『もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない』では警告しております。
最も、結構な家庭が介護のために、実家から出た親を家に呼び寄せて介護する例もあるので実家から出るだけで『親を捨てる』ことにはならないですが・・・というか私の家もそうでしたし。
という訳で、私は『親を捨てる』べきと感じた理由をここまで述べてきました。
ここからは、『親を捨てる』ために取るべき社会的方策を取り上げたいと思います。個人の心構えとしては、世間的通念として大学生or社会人になったら実家から独立すべきという意見があります。ですが、多くの実家暮らしの方が実家を出たいと思っているのであえてここでは触れません。
2.親を捨てるために取るべき方策を語る!
『親を捨てる』に当たって、重要なポイントは精神的な面を除けば経済的面が全てです。つまり、実家から出ても生きていけるだけの費用を得ることが出来れば『親を捨てる』第1段階は達成できます。そのためには、今の日本の制度特に教育・勤労・結婚制度などを改変する必要が有ると思うので書いていきたいと思います。
ただ、介護で親を呼び寄せるのに関してはまた別の問題なので今回は割愛します。
1.義務教育を小学校までに:『12歳みんな大人法』
日本では高校はほぼ全員、大学も行かないのは(特に都会では)はみ出し者される世の中ですが別に稼ぐのに大学どころか高校に行く必要もありません。最低限の知識さえあれば、生活は送れますし仕事だってできます。
最低限の知識は、『文筆劇場』の次の記事で描かれているように
そもそも、人間が生きていくために必要な「最低限必要な知識」とは何だろうか。
自分(と家族)の名前や住所、挨拶をする程度の日常会話、買い物に必要な計算は、「知らない」では済まない。自分の性別も知っておかないと、うっかりトイレを間違えて、犯罪者になるリスクがある。自分の生年月日も、覚えておくべきだろう。
これらは当然、文字でも読み書きできるようにするべきだ。「何のために覚えるのか」と議論する余地はない。
ただ、逆に言えば、この程度の知識があれば、最低限の市民生活は送ることができる。
という程度でしょうか。
その知識を身に付ける程度に、9年もかかるのが甚だ疑問であります。
正直なところ、教えるべき知識としては
根本的に考えると、人間が生きていくために真に必要な知識は、さほど多くない。
遅くとも、小学校と中学の保健の授業で必要な知識を教え切ってしまう(純粋に実用性だけを見れば、中学生には保健の授業で性的なことを教えるだけでもいい)。
本当に必要な知識は、小学校と中学の保健の授業で教え切ってしまう。後は「知的好奇心を満たす知識」であり、あくまで「知らないと恥ずかしい」というレベルのものだ。
というもので十分ですし、このレベルなら小学校で教えてしまえばいいと感じますね。という訳で、『義務教育を小学生まで』として12歳からは大人扱いする『12歳みんな大人法』というのを制定します。中学校以上は廃止しろとは言いませんが、まずは稼ぐという経験をしてから、必要ならば親に頼らず実費で行けばいいと思いますね。
『12歳みんな大人法』の元ネタは、ポケモン世界の『小学校を卒業するとみんな大人法』という法律です。
ポケモン世界では『小学校を卒業するとみんな大人法』という謎な法律が存在する。
法律の名前で分かっているとは思うが、小学校卒業した時点から既に大人の仲間入りという法律らしい。
現実世界だと、小学校の次に中学校があり、ここまでが義務教育とされている。
しかしポケモン世界では、小学校までが義務教育であり、卒業後は就職しようと結婚しようとポケモントレーナーになろうと自由なのだ。
2以降として、「出産推奨年齢を20代から10代後半まで下げる」とか「12歳以上は実家を出て共同生活共同体」という方策が考えられます。しかし、1の「義務教育を小学校までにする!」が実現すればなし崩し的に変わっていくと思うので省略しました。
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