今回の札沼線は札幌近郊区間の重要路線である学園都市線とそれ以外の差が激しすぎますね。
笹史(@sasashi1992)です。随分と久しぶりですが、廃止の危機に瀕しているJR北海道の改造計画について考察していく記事を始めていきたいと思います。
今回は都市部の路線である札沼線を考察していきます。
お品書き
1.路線の現状分析
このように札沼線は、途中の北海道医療大学まではJR北海道での単独維持が決定しておりますが、北海道医療大学から新十津川まではバス転換の方向性で話し合われております。私も極力鉄道廃止は反対派ですが、流石に輸送密度100人を切っているので、根本的に鉄道輸送に向かないと判断せざるを得ません。という訳で、北海道医療大学~新十津川はJR北海道の方針通り廃止という仮定で行きます。そもそも、新十津川までが1往復とかむしろ形式上存続しているアピール以外に意味がありません。
逆に北海道医療大学までは、輸送密度17000人台と十分黒字転換も可能なほど乗車しており、この区間は当然残すべきでしょう。
桑園駅の時刻表です。朝ラッシュは15分毎,データイムは20分毎という態。札幌近郊路線なのかやはり本数はJR北海道の中では多めですね。
2.改良案
まず、線名を札沼線から北さっぽろ線に改称します。沼は留萌線石狩沼田まで繋がっていたことに由来しますが、利用客にとってはさっぱり意味が分かりません。そもそも留萌線は留萌~増毛のみならず全線廃止の可能性が極めて高いので、沼の意味は全くありませんね。
新駅を3つ新設して、札幌近郊区間の乗客の利便性を図ります。
具体案はこんな感じで、chakuwikiの案を流用しました。
札幌競馬場前
桑園〜八軒間に設置。
札沼線と環状通の交差するあたりに置かれる。
線形の関係で、1面1線の簡易的な駅構造になる。
安春
新川〜新琴似間に設置。
ちょうど、安春川が出てくるあたりに設置。
マンション直結で利便性向上。
屯田
新琴似〜太平間に設置。
将来、石狩市方面への新線設置に備え、2面3線で整備。将来は2面4線化が可能なつくりにする。
後は快速を新設して、停車駅を桑園,新琴似,篠路,あいの里教育大以遠の各駅としました。快速設定は、新琴似までの複線化を前提に設定しております。
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