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感想:MILLION THE@TER GENERATION 06 Cleasky

「MILLION THE@TER GENERATION 06 Cleasky」を購入したので、ドラマパートを中心に感想を。

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お品書き

 

本CDの概要

「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 06 Cleasky」の概要は以下の通りです。

・虹色letters
作詞:KOH 作曲・編曲:高田 暁
歌:Cleasky[島原エレナ(CV.角元明日香)、宮尾美也(CV.桐谷蝶々)]

・思い出はクリアスカイ
作詞:KOH 作曲・編曲:本多友紀(Arte Refact)
歌:Cleasky[島原エレナ(CV.角元明日香)、宮尾美也(CV.桐谷蝶々)]

 ドラマ『虹色letters』:『クランクイン!~撮影前のひととき~』

『転校生』,『空とレンズ』,『焼きかけフィルム』,『クランクアップ!~撮影後のひととき~』

リリース情報|アイドルマスター ミリオンライブ! THE IDOLM@STER MILLION LIVE! | Lantis web site

 と曲とドラマパートの2部で本CDは構成されています。ただ、曲はドラマパートのシナリオに沿っているというより主題歌だったりする設定なので、MILLION THE@TER GENERATION シリーズ全体でドラマパートがメインと言えますね。表題曲である、「Cleasky」についてはソーシャルゲーム「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」のイベント曲でゲーム中でプレイできます。

 

気になった点

舞台:ミリオン島 

 ミリオン島という架空の島が、ドラマパート『虹色letters』の舞台です。外国語を喋る様子はなかったので日本なのは確かですが、モデルは多分ありません。ドラマ内の発言で映画館やら高校やら商店街やらあるので超離島ではなく人口もそれなりにいると思われます。の割にはフェリーが週1しか通ってなく、大きな島なら空港作れよと突っ込みたくはなりますね。

 

転校生役:島原エレナ

役名は、島原エレナそのままです。役名こそそのままですが、役の都合上いつものエレナと異なり常識人というか陰気臭さも若干感じます。劇外でこのドラマ通りの性格ならば、ことエレめぐことエレトライスタービジョンはどうなるのか見ものですが。

 

後述する、父こと島原真の家庭の事情で真の生まれ故郷であるミリオン島に一時来ることになり、最初は馴染めなかったものの宮尾美也との交流を通じて仲良くなるという巻き込まれ系ながらも王道の主人公です。

 

父役:菊地真

役名は、島原エレナがそのままでかつ父であることから島原真です。いつもながらに男役だったので、最初(『クランクイン!~撮影前のひととき~』)では嫌がっていた様子もありましたが、撮影終了後は満更もなかったようです。男役を嫌がるのはまあ、儀式みたいなものですね。

 

本ドラマの引き金である真が島に来るキッカケが、仕事が激務過ぎて過労のせいで倒れて母(名前だけ登場)と不和になり、故郷ミリオン島でエレナも連れて妻を1人にしたいという中々重いものです。

 

ただキッカケ自体はシナリオに関わってくるのが終盤で母と話をしてもう一度東京に戻るというくだり以上の掘り下げはありません。まあ、不和なんか掘り下げられても「宮也とエレナの一生ものの友情」というテーマから外れるだけなのでこれで正解ですが。

 

島のお友達役:宮尾美也

名前はそのまま宮尾美也で性格も宮尾美也そのままです。まあ、原作通りの性格だとあっという間に打ち解けて話が成り立たないエレナと異なり性格を改変する必要が無かったからでしょう。あっという間に打ち解けたものの、東京に帰ることになって原作通りのエレナからしたらギャップのある美也との別れで号泣シーンという展開も出来なくはないでしょうが。

 

担任役:徳川まつり

 ミリオン高校での宮也とエレナの担任教師ながらフリフリのファッション、以上です。先生ながら映画に協力するので悪い人ではないのは確かです。まあ、本ドラマ自体悪役は皆無ですが(そういうシナリオでもないですし)。

 

 東京のお友達役:野々原茜

 名前も性格もそのままで、1か月で8回エレナが東京に戻ってきたパーティを開催します。ミリオン島には連れて行ってくれない不憫キャラです。

 

なぜ、エレナと宮也の組み合わせなのか?

宮尾宮也と島原エレナは、「Cleasky」で抜擢されるまで前身のアプリ「アイドルマスターミリオンライブ!」も含めて特につながりは有りませんでした。公式はもちろんファン間でもエレナと宮也のカップリングは見かけず、本企画がなければミリオンライブ!が終焉を迎えるまで接点が無くてもおかしくない2人です。

 

メタ的なことを言えば、「女子高生の友情」というテーマでTHE@TER GENERATION の人選の大前提であるシアター組の同属性縛りで女子高生となると、エンジェル属性ではエレナ,宮也以外には野々原茜と篠宮可憐しかいません。

 

茜だと性格改変しないとエレナ以上にギャグというか不憫属性なので、ラストが「涙を流して感じた永遠の友情?」になってしまいかねません。まあ、宮也と茜の組み合わせは茜と北上麗花で結成されたぷっぷかプリンのユニットに宮也が混じった天然サンドになるので新鮮味が無いからという理由もあるでしょうが。可憐は...たぶんおどおどしていて話しかけられないからかと。

 

まあ、なんで半ば消去法的に宮也とエレナの組み合わせに決まったとも言えます。そもそも女子高生同士の友情というテーマである以上、箱梨花や杏奈のような中学生組は避けるべきでしょうし、このみや歌織といったエンジェル大人組ですと制服がコスプレになってしまいシナリオに集中できません(このみは別の意味でコスプレになりそうですが)。別属性で、『Cleasky』の人選は暇があれば考えるかもしれません。

 

 

 感想

『クランクイン!~撮影前のひととき~』

 真が男役を嫌がったり、茜が東京でお留守番なのが不憫だったり。クランクインの楽屋的な内容です。ミリオン牧場のプリンを茜と約束するのですが、一応終盤の伏線です。

 

『転校生』

父に半ば強制的にミリオン島に連れてこられた島原エレナが 、島に馴染めないというありがちな展開です。この段階では宮也はうっとおしい存在としか思っておらず、早く東京に帰りたいとぼやく毎日です。まあ、ありがちですね。

 

『空とレンズ』

エレナが期待外れだった映画を美也と成り行きで再び見ることになり、美也が涙したのですがそこから急展開で友情をテーマにした映画を作ることになります。担任であるまつりも協力し、順調に撮影していきますが… ここも複雑な伏線もなく王道な展開です。友情物語としては正解でしょう。

 

『焼きかけフィルム』

東京に仕事で戻っていた真は母親と和解したらしく、もう一度東京で暮らそうという訳で東京に戻ることになります。唐突かつ伏線0な展開にビックリですが、大人の事情に振り回されるエレナは雨の中飛び出して美也の家に向かいます。宮也に東京に帰ることを告げ、それまでの1か月で映画を完成させます。別れはかなりあっさりしたものですが、あっさりとしていること自体が伏線です。

 

後半もあっさりと別れたはずの美也から手紙が届き寂しくないと強がっている中、手紙を書こうとすると寂しくなり涙が...で美也が登場し再会によって遠く離れていても友情を感じるという王道です。最初から最後までこのドラマは王道としか言っていないですが、こと本作に関しては事実ですからね。

 

 『クランクアップ!~撮影後のひととき~』

撮影を終え、東京に帰るフェリーが迫る中美也が行方不明になりバタバタするという話です。真実は冒頭で出てきたプリンを劇場のメンバー分購入するためだったのですが、エレナと友情でプリンを運搬してギリギリフェリーに間に合ったというオチです。無理やり感もありますが、劇外でも友情が深まったという描写と言っていいですね。

 

 総評

王道でひねりもクソも無かったのですが、2人の一生の友情というテーマを表現するにはこのくらいの王道で良かったと思います。アイマスの劇中劇で変にひねったシナリオ描写を求めている人なんていないですし。それよりもキャラクターの良さを出す方が余程重要で、普段とギャップのあるエレナや性格はそのままだけど涙を見せた美也は新鮮だなぁと、ミリシタをプレイしてない(性格にはしていましたけど1か月で辞めました)私でも感じましたね。

 

キャラ物のドラマCDとしては、良作なのでミリオンライブ!に興味が有りキャラの特徴を掴みつつ友情を感じたいなら購入で決まりです。