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万物の社会不適合者よ! 集え!

声優業界は過酷である! 声以外の仕事が多すぎる件。

声優業界でまた残念なニュースを見ましたね。

 メディアミックスコンテンツでアニメ,アプリなどと多方面に展開している「BanG Dream!」ことバンドリ!でRoselia 白金燐子役を務めている明坂聡美さんが、突発性難聴のためバンドリ!の活動から降板するというニュースが流れました。

 

以下に、降板のお知らせについての全文を引用しておきます。

いつもBanG Dream!を応援いただき誠にありがとうございます。

この度、Roselia・白金燐子役の明坂聡美さんが、突発性難聴により、継続的なライブ・リハーサルを必要とするバンドでの音楽活動が難しいと医師の診断を受けた旨を、所属するアミュレート様よりご報告いただきました。

ご本人、事務所様、プロジェクト内で協議をいたしまして、今後のRoseliaにおけるアーティスト活動につきましては、9月17日(月・祝)にカルッツかわさきにて開催される「Roselia Fan Meeting 2018」をもって卒業という決断をさせていただくことになりました。

本件に伴いまして、白金燐子のキャスト及びスマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」内ボイスを変更いたします。引き継ぎいただくキャストにつきましては、決定次第、改めてお伝えさせていただきます。

何卒ご理解、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

Roselia・白金燐子役につきましては卒業という形をとらせていただくこととなりますが、明坂さんは声優活動を継続されます。これまでのライブ映像、楽曲は様々な形で残り続け、プロジェクトとして卒業後の明坂さんのご活躍も願っておりますので、引き続きご本人・キャラ共々、応援していただけますと幸いです。

白金燐子 役についてのお知らせ | BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト

今回の記事は、 明坂聡美さんのバンドリ!降板についての話から声優業界の過酷さに話を繋げていきたいと思います。

 

 お品書き

 

 明坂聡美さんのバンドリ!降板について反応

明坂聡美さんがRoselia 白金燐子役を降板する件はTwitterで話題となり、このようにトレンド入りもしたくらいです。

 

このニュースでは降板を残念がる声はもちろん、運営がRoselia関連で酷使していることを批判しているtweetや

 

何気に、Roseliaで降板したのは昨年の12月に発表し今年5月末で引退した今井リサ役の元声優遠藤ゆりかさんに続き2人目なんですよね。2人目ということかつ、2人とも体調不良とあっては運営が批判されるのもやむを得ない気もします。

声優業界そのものが本業の声だけでなく、様々な仕事を要求される過酷さを憂う声もありました。

今回記事を書きたかったのは、 バンドリ!に関していくらか記事を書いていて思い入れがあったこともありますが、声優業界に関して過酷だなと改めて感じたのでその忘備録のつもりです。

 

バンドリ関連記事は

バンドリ! ガールズバンドパーティ!をプレイしてみたよ!~初心者向けプレイ記~ 

Roseliaまとめ~本格派ユニットの全てを見せちゃいます!~ 

小説版「BanG Dream!」はもう1つのポピパが生まれるまでの物語 

 

声優関連記事は

声優のアイドル化に反対します! 

で触れています。特に、声優関連記事は今回の記事にも繋がっているのでお時間があれば読んでいただければ本記事の理解の助けになるかもしれません。

 

声優は過酷! 声以外の仕事が多すぎる

声優というのは、言うまでもありませんが「声の俳優」です。なので、アニメやゲーム,あるいは洋画の吹き替えで顔出しをせずに声を充てるのが本来の業務である筈で、本当に必要なのは、声で演技する能力でありそれに優れていれば飯が食える筈です。

 

こんなことは私がここで述べるまでもありませんが、以前にも書いた通り声の仕事が出来るだけでは声優が務まりません。声優なのに、アイドルまがい、歌手まがい、ラジオパーソナリティまがい...と何でもやらされます。

 

しかも本職の方とは異なり単体でアイドルや歌手という訳ではなく、アニメやゲームのでレギュラークラスの登場人物の声を担当しますと、そのコンテンツに付帯してライブやラジオ活動を担当するので売れっ子になると挙げれば挙げるほどキリがないくらい仕事量は多いです。

 

一例を挙げますと、アイドル声優として活動するコンテンツとしては、アイドルマスターやラブライブ!が有名で、今回取り上げたBanG Dream!とアイドルマスターを掛け持ちしている声優は何人もいます。

 

BanG Dream!の場合はアイドル声優とは少し異なり、バンドコンテンツなのですが2次元のキャラクターと3次元の声優でコラボレーションしていくのがコンテンツのコンセプトです。という訳で、3次元の声優が実際に2次元で登場した曲を実際に演奏するのですが、特にRoseliaというバンドに関しては大半が楽器未経験ということで練習のための負担も大きいことが容易に想像できるでしょう。もちろん、本業の声優活動は別にあるでしょうし…

 

しかも先述した通り、アイドルマスターことアイマスとの掛け持ち声優も多くその方は、アイマスでもライブと称して2次元キャラの曲をライブで披露する必要があるので尚更負担が大きいでしょうか。掛け持ちしていない人の負担が軽いと言われれば、もちろんNoですが。

 

今回は、明坂さんのRoselia 白金燐子役降板にしか触れていませんが他の声優さんも体調不良で休養や引退という方も多く声優業界自体、働き方を変えていく必要があるなぁと個人的には感じます。もちろん声優業界の人でも何でもないので、あくまで思うだけですが。

 

個人的な意見を申せば、声優に声以外の点は求めてなく顔出しすら必要ないと思います。アイドル声優だの論外で、顔だししてライブをやらせたいならアイドルを、ラジオをやらせればラジオパーソナリティを起用すればいいだけです。そしてアイドルも戦国時代を通りこして飽和状態と言われていますが、その一因として声優がアイドルの領域に進出してきたのもあると感じます。

 

 終わりに:マルチタスクなのは声優業界だけではありません

 声優業界は、声を充てるだけでなくマルチタスクで仕事をこなさなければならない過酷な業界と化していますが、このように過酷なのは他業界も同じです。

 

以前も中学教員の部活動の負担問題について記事を書いたこともありますが

中学教員が子どもの病気でも部活動に行かないといけないブラック!な件 

こちらも中学教員の本来の業務である、特定教科の勉強を教えるという業務を逸脱し、本業の時間外にもスポーツ等の指導を行うといったマルチタスク(しかも未経験)を強いられるのは声優業界と何ら変わりがありません。

 

しかも声優業界はアイドル声優やラジオパーソナリティをすれば過酷とは言えギャラは入ってくるでしょうが、部活動の指導はボランティアどころか持ち出しの場合も多いので教員の方がキツイと言えます。まあ、教員は声優と違って正規教員なら一部の売れっ子以外はバイト生活を強いられるほど貧乏でないのは幸いですが。

 

私なんかも、以前の職場で農業をしていた時はのんびりというイメージとは真逆のマルチタスクを要求されましたから、どの業界も多かれ少なかれマルチタスクは強いられると言えるでしょうか。

 

とここまで書いてみて思ったのは、マルチタスクを強いられるのは日本の働き方の問題の結構なウエイトを占めているということですね。