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ラブライブサンシャイン「Believe again/Brightest Melody/Over The Next Rainbow」感想

 ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow のCD第3弾である「Believe again/Brightest Melody/Over The Next Rainbow」の感想を書いていきたいと思います。劇場版のネタバレが含まれますので「The School Idol Movie Over the Rainbow」未試聴の方は要注意です。

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お品書き

 

 概要

 いつもの通り概要を載せておきます。ラブライブ!史上初3曲A面のCDです。

【アーティスト】
Saint Aqours Snow
鹿角聖良(CV.田野アサミ),鹿角理亞(CV.佐藤日向)
高海千歌(CV.伊波杏樹),桜内梨子(CV.逢田梨香子)
松浦果南(CV.諏訪ななか),黒澤ダイヤ(CV.小宮有紗)
渡辺 曜(CV.斉藤朱夏),津島善子(CV.小林愛香)
国木田花丸(CV.高槻かなこ),小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)
黒澤ルビィ(CV.降幡 愛)

【発売日】
2019/2/6(水)

【価格】
LACM-14833/¥2,000 (tax out)

【収録内容】
■収録曲
01. Believe again
作詞:畑 亜貴/作曲・編曲:河田貴央
歌:Saint Snow
02. Brightest Melody
作詞:畑 亜貴/作曲:光増ハジメ(FirstCall)/編曲:EFFY(FirstCall)
歌:Aqours
03. Over The Next Rainbow
作詞:畑 亜貴/作曲:Kanata Okajima、TAKAROT/
編曲:TAKAROT、Shinji Tanaka
歌:Saint Aqours Snow

■ドラマパート
04.沼津にイカがやってきた!
05.函館のイカか、沼津のイカか
06.そしてここにてバレンタイン勝負
07.輝くマイ・スイート・タウン

■初回生産特典
・Saint Aqours Snow メンバーカード封入!!
(全11種よりランダムで1枚封入)
・『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 5th LoveLive!』
  Day.1<6/8(土)>&Day.2<6/9(日)>チケット二次先行
  抽選申込券封入!
  【応募期間】
  Day.1:2019年2月6日(水)12:00~2月17日(日)23:59
  Day.2:2019年2月15日(金)12:00~2月24日(日)23:59
  開催地:メットライフドーム
  日程:2019年6月8日(土)、9日(日)

ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site | 音楽商品

 

いつも通り試聴動画を載せておきます。

www.youtube.com

 

 

曲の感想

Believe again

 北海道予選で自身のミスで敗退し、最後のラブライブ!決勝である姉の聖良と一緒に歌うことが出来なかったことを引きずっている理亞のためにルビィが提案したSaint snowとAqoursの2グループだけでのラブライブ!決勝延長戦で歌われた曲です。

 

 聖良曰く、ラブライブ!決勝に進出できた場合歌う予定で衣装まで準備されていた曲だそうです。曲は作詞,作曲を聖良が担当しているだけあって聖良がスクールアイドルの最後に理亞に伝えたいメッセージという調が強くなっています。決勝進出を想定して作ったはずの曲にも関わらず、敗退した作中でも通用する内容であることから理亞がSaint snow(というより姉である自分)に囚われていることを感じ取っていたのでしょう。

 

具体的には、

新しくなれ 古い殻を破って進め

できるね できるよ 次の場所へ Dash!

 理亞にとって 古い殻が何なのかは言うまでもなく、Saint snowのことでSaint snowに縛られる次の場所(≒新しいスクールアイドル)へ進め!という聖良の激励が込められています。

 

2番の

どんなに楽しい場所も 永遠じゃないからね そろそろ出発(Time over)

どこへ行っても 胸に温かい思い出が眠る My life

 はもっと辛辣で楽しい場所であったSaint snowも永遠じゃないそろそろ次の場所へ旅立ちなさいというメッセージがさらにストレートに伝わってきますね。

 

 このメッセージは理亞だけに向けたものではなく、聖良自身もそしてAqoursの6人,3年生3人にも向けられていることが分かります。聖良や3年生3人はスクールアイドルとお別れをして次の進路に旅立たないといけないですし、Aqoursの1,2年生6人も9人でのスクールアイドル(あと浦の星での学校生活)とのお別れが現在進行形で待っています。

 

というのは、歌詞カードを聞きながら映画のシナリオを回想して気づきました。映画試聴時はメモを取るのに必死で歌詞のメッセージやら細かいところまで把握してなかったですね…

 

Brightest Melody

 ラブライブ!決勝延長戦で歌われたAqours9人で歌った最後の曲(Next SPARKLING!!はシナリオ上は6人で歌っていることになっていますし)です。

 

こちらは、Saint snowと異なりラブライブ!決勝に進出できた場合歌う予定も何も実際に決勝進出して「WATER BLUE NEW WORLD」を歌っているので本当にルビィが決勝延長戦を提案してから衣装や歌詞,ダンスを作ったのでしょう。

 

歌詞としては冒頭の

いつまでもここにいたい

みんなの思いは きっとひとつだよ

(ずっと歌おうみんなで!)

だけど先に道がある

いろんなミライ 次のトキメキへと

 からも分かる通り「ここ(≒Aqoursや浦の星のみんなとの生活)にいたい」けど「先に道(≒統合先の学校や6人でのAqouts)がある」から次へ進もうというみんなの決意の曲となっています。

 

 曲を通じた根柢のテーマとしては、「Believe again」と類似というよりも同じといっていいでしょう。ただ対象が理亞へのメッセージという感が強いか、Aqours全員(広義としては浦の星への生徒みんな)へかという違いだけです。

 

Over The Next Rainbow

感想は追記予定。

 

ドラマパート感想

 アニメや映画本編と異なり真面目に考察することは不可能なので茶化します。一応最後はラブライブ!のドラマパートにしては中々いい話ですが...

 沼津にイカがやってきた!

  冒頭から風の子(英訳wind children )論争が勃発し、花丸や千歌、善子が設定を作ったり真に受けたりするので果南が突っ込んでいる内に梨子と曜がなんでこんなところ(2月の砂浜)に呼び出されたんだろうという話題になます。すると、ルビィが「イカ」が歩いて自宅にやったきたと言い出し、「イカ」の正体である理亞が白いTシャツ付きでやってきたという話です。

 

 これだけ見ていても支離滅裂で、アニメ前で貴重な声付きコンテンツだった時期はともかくアニメどころか映画も終わった今では真面目に突っ込む気力もありません。

 

 さて、沼津のイカになると言い出す理亞に対しては花丸が生物学的なんちゃらで一応止めるそぶりを見せると思いきやいきなり応援に回ったり、善子がデビルフィッシュがどうとか言い出したりダイヤまでデビルフィッシュはタコだからと支離滅裂な行動が目立ちます(一部メンバーはまともですが…誰がまともかは後述します。というか聞けば大体わかります)。

 

まとめサイトでこのような仮定のラブライブ!をみましたがドラマCDレベルの行動ならばこのレベルが妥当とも言えますね。アニメでこんな真似をしたら何をやってもギャグですが。

1: 輝きたい名無しさん 2018/07/06(金) 20:46:18.07 id:enqr3sP5
1話で廃校のポスターが貼られるも漢字が読めないので誰も危機感を持たず無事廃校

2: 輝きたい名無しさん 2018/07/06(金) 20:46:56.71 id:QruzRIWF
あの橋、本で見たことある!

3: 輝きたい名無しさん 2018/07/06(金) 20:47:15.07 id:Eh1XAvkV
元からみんな馬鹿でしょ

4: 輝きたい名無しさん 2018/07/06(金) 20:47:32.48 id:YuXPfeLQ
既に廃校してるのに気づかずみんな登校している

登場人物が全員馬鹿なバカライブでありそうなことwwwww【ラブライブ!】|ラブライブ!まとめちゃんねる!!

 

 

 そうこうしている内に、聖良が登場して理亞を函館に連れて帰ろうとするものの理亞とリア!イカ!と言い合いになり次パートに続きます。尻滅裂です。

 

函館のイカか、沼津のイカか

 理亞が「イカ」になった原因が、聖良による再現ドラマで語られます。語られるのですが、再現ドラマの声は鞠莉と果南が1回目で2回目は花丸と千歌です。聖良曰くその方が分かりやすいらしいかららしい… 聖良さん、ドラマ世界になった途端あなたも偏差値下がってません?としか感じませんでしたね。

 

 ぶっちゃけ、妹も妹なら姉も姉で「姉さま」とか呼ばれている姉もこの程度なので同レベル同士喧嘩してくださいと思ってしまいます。アニメ聖良は名前に違わず聖人そのものですが、ドラマCDの聖良は聖人ではありませんでした。

 

流石に、聖良は理亞を連れて帰ろうとしますがイカになると頑なですね。ここら辺の頑なさだけはアニメと全く同じです。

 

 後は、セラリア?とかイカイカ?という千歌の偏差値30レベルの会話に突っ込む曜と梨子が愛おしく思えてきます。梨子(後は果南もか)だけが常識人で何とか話の態を保っていると断言できます。この2人まで偏差値30に落ちたら、それはドラマCDではなく只の騒音でしかありません。

 

そしてここにてバレンタイン勝負

  理亞の函館送還を賭けて、バレンタインのチョコを3年生チーム対1年生チームで作るという勝負が行われました。

 

 3年生チームは海の題材で、1年生チームは山の題材でチョコを作るようにということになり(これは後で狙いがあったことが分かります)2年生は審査員となり勝負が始まります。

 

輝くマイ・スイート・タウン

バレンタインチョコ対決は、3年生サイド,1年生共にチョコを作ってきて甲乙つけがたい出来でした。山テーマなのにイカのチョコである1年生もとい理亞はどうかと思いますが…

 

まあ、沼万ドルの夜景を前に理亞と聖良はチョコを渡しつつ和解したのでこれでいいのではないでしょうか。この点だけを見ると千歌はかなりドラマ中まともに立ち回ったと言えるのではないでしょうか。途中のプロセスはかなり偏差値が低いのは気がかりですが…

 

2人の問題を解決した後は、果南の誕生日が近いということで果南へ告白?メッセージを送るといったことをしてドラマは終了です。

 

総評

曲に関しては、良曲でこれまでのアニメ・劇場版の集大成で映画を見た人ならCDでも配信でもいいのでfull版で是非購入して欲しいですね。 

 ドラマCDに関しては、何も言うまい…といった感じです。ラストは良い話だったので、少しだけ感動しましたけど。