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野田佳彦元首相が立憲入りで叩かれているので擁護する!

野田佳彦元首相が叩かれていますね…

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野田佳彦元首相が、立憲の会派入りへというニュースが流れており叩かれています。

 ネットでは左右ノンポリを問わず大バッシングです。

私も野田佳彦氏を完全評価するつもりもないですし、「保守」政治家かといわれると大いに疑問が残ります。だが、首相時代に会派入りするだけでこんなにバッシングされるほどの悪政だったのか? 私はそう思いません。少なくとも、安倍を含む自民党の連中が政権を担っているよりはマシであると思います。

 

そこで今回は、野田佳彦氏が叩かれている要因である3点を擁護+野田氏の総理としての実績を書いていきたいかなと。

お品書き

野田佳彦氏が叩かれている点~消費税増税~

右左ノンポリが揃って批判する最大の理由が、消費税増税を決めた張本人であるということです。

 確かに消費税増税を決めた張本人であるのは間違いないですし、これについては擁護しようもありません。しかし、決めたのは民主党単独ではなく現政権与党である自民党や公明党も増税に同意しているのです。

民主、自民、公明3党は15日夜、社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる修正で合意した。自公両党は同法案に賛成する方向で、現行5%の率を2014年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる法案は成立に向けて大きく前進する。野田佳彦首相は20日にも自公両党との党首会談を検討。今国会の会期末の21日までに衆院で採決したい考え。政府・与党は参院審議をにらみ8月までを軸に会期を延長する方針を固めた。

一体改革、3党合意 消費税率上げへ前進 :日本経済新聞

 野田佳彦氏だけが増税の戦犯であるのはおかしく、#与野党グル という方が正確でしょう。それに増税を決めたのは野田政権時ですが、実際に増税したのは安倍政権で政権就任から実際の8%増税までは1年以上もあったので民主党のせいだという言い訳にはなりません。ましてや来年10月予定の10%増税はいうまでもありません。

 

 とはいえ、消費税増税自体は野田氏が決断したことには変わりないのである程度の批判はやむ得ない範囲です。 しかし、野田氏批判にとどまらず立憲民主が終わったみたいに喚きたてる連中(自民支持者やノンポリはともかく民主系政党支持者)は、ネトウヨの常套句である賞味期限切れの「野党が!」に加担しているとしか思えません

 

↑支持者がこんな感じの人ばかりで立憲民主党は政権を取れるのでしょうかね…

 

 野田前首相の成果を挙げてみる

散々叩かれた挙句、自民党に大敗をきして民主系政党支持者からは安倍政権誕生の元凶呼ばわりされている野田政権ですが、日本を売る・破壊することしかしなかった戦後最低の政権の安倍政権と異なりでも評価できる政策はいくつもあります。

 

2点あげてみると、

◎皇室問題で女性宮家の創設を進めようとしたこと

◎中華人民共和国と領土問題になっている尖閣諸島を国有化したこと

 です。前者は皇室存続のために尽力した点で評価できます。最も、安倍逆賊政権のせいで潰されている状態ですが。

 後者は中国に強硬姿勢を見せると言いながら、弱腰な自民党政権には成し得ない快挙で「尖閣諸島の実効支配」という領土問題でも既成事実を作るのには大きく貢献しました。そもそも野田政権を含む民主党の3人は安倍や小泉政権程は日本を売らなかった、この1点でも自民党よりもマシといえるでしょう。

 

本問題の総評

  野田前首相の立憲会派入りは特に評価しませんがですが、逆に特段騒ぐことか?というのが結論です。消費税増税にしても緊縮・グローバリズムの風潮が変わらない限り誰かが決断して、その首相が叩かれるだけの話です。その首相が枝野,安倍,石破,前原誰であるかは時のタイミングに過ぎません。

 むしろ自民からすれば増税という嫌がられると分かり切った決断を野党がしてくれたことで、泥をかぶってくれてありがとうとほくそ笑っていることでしょう。

 

同感ですね。野田氏が会派入り程度で指示を止めるとか喚きだす、左翼リベラルの方が立憲民主の邪魔になることは間違いないでしょう。