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「やりがい」というブラックワードが出てきたら逃げるべきと断言する!

「やりがい」という言葉はもはやブラックワードです...

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笹史(@sasashi1992)です!

 

まーたウンザリするような、搾取系ニュースが出てきましたね。最大の搾取である、高プロ問題と日本のクソ社会を象徴する日大タックル問題は触れていませんが中々リサーチする時間が取れてないですが。

 

今日は今日とて、2020年の東京オリンピックおよびパラリンピックのボランティアに関して次のようなニュースを拾いました。

 

東京五輪・パラリンピックの大会ボランティア募集について、組織委員会の会合での発言に批判が出ている。3月下旬に公開された募集要項案では、交通費や宿泊費の自己負担・自己手配、1日8時間かつ合計10日間の活動などの条件が提案されていて、「負担が大きすぎる」と反対する声が挙がっていた。

NHKによると、組織委員会はこうした批判を受け会合を開催。有識者の一部から「やりがいをわかりやすくPRしていく必要がある」という意見が出たという。

「やりがいPRが必要」東京五輪の大会ボランティア募集、有識者の意見に批判「なぜこれで人が集まると思うのか」 | キャリコネニュース

 負担が大きいという批判に対して、「やりがい」アピールという明後日な方向の回答をしている時点で負担を改善する気はないのでボランティアに関わるべきではないですし、オリンピック以外でも「やりがい」というブラックワードが出てきたら逃げるべきと断言できるので今回はそれについて書いていきたいかなと。

 

 お品書き

 無償なのに仕事並みの厳しさを要求されるボランティア

 ボランティアという位ですから、当然報酬が無いのですが活動条件としては

交通費や宿泊費の自己負担・自己手配、1日8時間かつ合計10日間の活動などの条件

 というちょっとしたアルバイト並みの拘束なのに、無給どころかお金を出して働くことになります。もちろんボランティアだからといって仕事の負担が軽いわけではなく、オリンピックという国の威信を賭けた行事なので責任重大でしょう。

 

そのような国の威信を賭けた行事なので仕事内容もそれなりに難しいはずで、社会人経験者でないとこなせないようなことも多々出てくるはずですが、これほど拘束時間が長いと社会人は仕事を休めないので応募することは無いでしょう。

 

会社ぐるみでオリンピックに参加しようとか動員命令でも出されたら別ですが。どうせボランティアの主力は学生&引退した高齢者で回していくのでしょう。

 

「やりがい」では飯を食えません

ネットでは、こうした有識者の意見に

「なぜこれで人が集まると思うのか不思議」
「『やりがい』ってなんだよ。それじゃ腹は膨れないし家賃も払えないんだよ」

などと呆れる声が多い。参加者の金銭的・体力的負担が大きいのに「やりがい」を強調する姿勢を、ブラック企業と重ねる人もいた。

 「やりがい」では腹は膨れないし、家賃も払えないというのは一々同感で、オリンピックのボランティアでは飯は食えないので人出不足に関しても容易に想像できますね。

「やりがい」で働かせようとするのはブラック企業と同じですが、こちらは完全無報酬なのでブラック企業よりもある種たちが悪いですね。

 

ただ、東京五輪の大会ボランティア参加条件は、過去の他の五輪と比べ、取り立てて悪いわけではない。2012年のロンドン五輪では、7万人の大会ボランティアが1日平均8時間、2週間程度の活動で参加したが、宿泊費の支給はなかった。食費の支給はあるが、東京大会でも活動期間中の飲食物の提供があるため、待遇としてはほぼ同じと見てよいだろう。

と記事では他のオリンピックでも無報酬ということを強調していますが、下のツイートのように「やりがい」などと腹の膨れない妄想をプロバガンダするために会社に税金を支払うならば、ボランティアの食費や宿泊費ぐらい出すべきでしょう。

「やりがい」をアピールしても人は来ません。それは「やりがい」というワードが、辛い環境でも頑張ってね~報酬は出しませんという意味であることを見透かされているからでしょう。

 

オリンピックに限らずやたら広告宣伝を大々的に売っているところほど従業員にいきわたりませんし、「やりがい」とかをアピールしたいのかイメージキャラクターを使っているところ程人手不足です。

 

終わりに:「やりがい」ワードは地雷なので、出たら即逃げろ!

はっきり言って、「やりがい」というワードが出てきたら報酬を渡さずに働かせる搾取を行いますよという前触れでしかなく100%地雷でしかありません。日常生活を送れる余裕があってなお「やりがい」を追い求める分には勝手ですが、生きるのに精いっぱいなら「やりがい」が0どころかマイナスだろうが金の方が先です。

 

ボランティアの場合は関わり合いにならなければ済む話ですが、企業の場合「やりがい」というワードが出て来た場合、搾取の程度によっては死活問題になりかねないので即逃げる必要が有ります。

 

「やりがい」というワードが出て来る企業はロクな報酬を渡さずに働かせようとするブラックなので、そのような企業を避けるために

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 で「やりがい」というワードの出てこない企業に逃げることを勧めます。

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